Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

オーストリア料理を堪能☆

<スキーバカンスブログ@オーストリア>

プリフィクスなランチ・ディナーで、選択肢の中には必ずオーストリア料理があります。

そんな料理と共にあの人のお話を。

(揚げ物好きな夫にはたまらぬウィーナーシュニッツェル。こちらのホテルでは付け合わせソースはクランベリーソース。夫はソース無しで毎度アンチョビをオーダー。←時々怪訝な顔をされてます。この辺りではクランベリーソースでいただくのが定石?!)

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あの人とは、このスキーブログシリーズではお馴染みの、フリードリヒさん!(仮名)(推定年齢over80)

毎度書いてますが、彼は40年以上前からこのホテルに通う、しかも滞在期間1ヶ月半〜2ヶ月間というVIP中のVIP。

ホテルスタッフはもちろん常連客一同から一目置かれるカイザー。

(オーストリアのジャガイモも小ぶりでねっとり甘く、とても美味しい!)

IMG_5167.jpeg子供嫌い、社交嫌い、笑顔はほとんど見せない、シニカルな雰囲気を醸しまくる一見とっつきにくいムッシュ。

そんなフリードリヒさんと食事テーブルが隣同士になってから少しずつ話をするようになった私達。

ただ先日書いたように今年の私達のテーブルは賑やかなインナーサークルに入ってしまい、フリードリヒさんのいる静かな一角から離れてしまいました。

(Gebratentne Zuger Forellefiletな魚メニュー。隣村Zugの湖で獲れる魚だと教えてくれたフリードリヒさん)

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(肉厚な鱈、海のない国でいただく魚、しかもこんな雪山では贅沢に感じます。)

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今年もいらっしゃっているかな?と、到着日の翌朝にフリードリヒさんのテーブル席を覗くと、いた!

夫「こんにちは。お久しぶりです」

いつも通りiPadでニュースを読みながら朝ごはんを食べていたフリードリヒさんが手を止め、メガネをずらしてジロリと見上げた。

K「帰ってきました」

F「ヤーー!」

すると立ち上がったフリードリヒさんが両手を広げた。

え、まさかハグ?その胸に飛び込んでいいんですか?

と一瞬思ったけれど、めちゃ笑顔だ。いくしかない。飛び込みました。

すると、ドイツ風にしっかりがっつり右左の2回のハグ。

びっくり。

(隣国ハンガリーからオーストリアに伝わった牛肉のパプリカソース煮「グーラッシュ」はヘリーコーチの大好物。私もすっかりファン)

IMG_5205.jpegびっくりしたのは私だけじゃない。

周辺にいたホテルスタッフ&ゲストたちも。

あ、あのフリードリヒさんがハグハグしちゃってるぜ、どういうこと!?誰あの人?な視線がビシビシ飛んできた。

フリードリヒさんは、再会を喜んでくれ、先週までひどい天気だったこと、今日からいい天気で君たちはラッキー!と。

(Gekochter Tafelspitz。 牛ランプ肉を長時間野菜と一緒に煮込んだ料理。アメリカンなコーンビーフ煮込みが好きな我が家にはツボ!)

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ハーブ入りサワークリームと林檎ソースを好みでのせていただく。

サワークリームに違和感はないけど、甘い林檎ソースは意外。

でもこれが確かに合う。

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夫「今年私達は向こうのテーブルになってしまいました」

K「こっちが静かで好きなのに...」

F「んー、残念。去年までの君たちのテーブルには先週から男性3人組が座っているんだよ」

K「来年はこっちに戻りたいです」

F(ウインク)

(メニューにない裏メニュー。衣のないウィナーシュニッツェル「Naturschnitzel:ナトゥーアシュニッツェル」。私はこれが大のお気に入り。これもフリードリヒさんが教えてくれたもの)

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こうしてフリードリヒさんとハグしたあの女は何者?とすっかり私はホテル内で有名になった?!

ヘリーコーチからも「すげーな、ケーコ(笑)」とからかわれる始末。

まーな、ヤマトナデシコの魅力でイチコロよ。

と言いたいところだが、社交嫌いなフリードリヒさんには美辞麗句な挨拶やおべっかなお話をする人より、語学力の問題で幼稚にストレートな物言いしかできない私の言葉はストレート。彼にはユニークに伝わるのだろうと思います。

(この地域はシカが多いだけに、ジビエな鹿肉ローストは看板メニュー)

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メニューにないオーストリアご飯はじめ、難しいドイツ語発音の単語のあれこれ、おすすめの防寒グッズなど色々親切に教えてくれるフリードリヒさんは、私の中ではすっかり好感度大のカイザー・フリードリヒ。

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10年前は、初めはなんとも感じ悪い偏屈ジジイと思った人だけれど、今はこんなにも印象が変わり、関係が変わったことにも重ねた年月を感じます。

*****K子につぶやき*****

意外と楽しめたLe Bon Marché(ボンマルシェ)で開催中の『Daniel Buren Aux Beaux Carrés』展

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パレ・ロワイヤルのストライプなオブジェでも有名なダニエル・ビュラン氏。

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インスタレーションは今月18日まで。

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KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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