
西久保八幡神社☆
その場所、その存在はずっと昔から知っているものの、お詣りをしたことがなかった東京都港区虎ノ門にある『八幡神社』。
Florilège(フロリレージュ)でのディナーの前に時間があったので、上ってみよう、行ってみよう!となりました。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1933.html)
入口には八幡神社とありますが、正しくは西久保八幡神社。
元々この地域は「西久保」と呼ばれていたため、神社の名前にもその地名が残っているそうです。
石段を上がると、ライトアップされ、バックに高層ビルが聳える光景☆
そしてそこにいたのは、外国人の方ばかり。
スマホはもちろん、一眼レフカメラを手に撮影している方がたくさんいました。
どうやらここも外国人人気スポット?!
調べてみると、この神社は創建は古く、寛弘年中(1004~1012)に、源頼信(多田満仲の三男)が、石清水八幡宮の神霊を請じて、霞ヶ関のあたり(榎坂とも)に創建したそう。
太田道灌の江戸城築城に際し(築城は長禄元年・1457年)、現在地に遷された(諸説あり慶長5年とも)と。
詳しくは公式サイトを→ http://www.hachimanjinja.or.jp/main/
品陀和気命(応神天皇)・息長帯比売命(神功皇后)・帯中日子命(仲哀天皇)の三柱の大神様が御祭神。
仲哀天皇と神功皇后という夫婦の大神様とその御子応神天皇がお祀りされています。
あら?と、ちょっと驚いたのは、おみくじが10円ぽっち。
今時ちょっと珍しいですよね〜。
日本史、日本書紀などで見覚え、聞き覚えのある応神天皇がですが、応神天皇のご神霊が八幡大神で、武家の守護神、武運の神として戦国時代には武士たちの信仰を集めていたそうな。
また八幡と聞けば神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮がすぐに思い出されますが、八幡神を祀る神社は全国に4万社以上あると言われ、石清水八幡宮(京都府八幡市)、筥崎宮(福岡県福岡市)、鶴岡八幡宮が日本三大八幡宮。
厄除け、開運、家内安全などのご利益があるというのでしっかりお詣りしました。
急な階段、転げ落ちないように気をつけながら下りました。
初めて上がってみた、お参りしてみた西久保八幡神社でしたが、都会の中にありながら、それを忘れる静寂な空気が流れ、もうしばらくすると紅葉が美しそうでした。
ここ数年で新たなオフィスビルや商業施設が立ち並ぶ虎ノ門エリアにある伝統と現代が融合する不思議な空間で☆
普段からわりとよく来るパトロールエリアでもあるので、今後はもっとこまめにお詣りしようと思います。
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