
Dépôt Légalのサンドイッチ☆
治安がいいとは言えないマルセイユの駅界隈は、よく知らない街だけにちょっと緊張感が走る。
そして何度経験しても慣れないフランスの鉄道システム。
乗車のわりと直前まで出発プラットフォームが掲示されず、何番線かと待つのですが、こんな時にボーッとしててスリや置き引きされぬよう!家に着くまでが遠足ですよーと気持ちは引き締まる。
まだかまだかとディスプレイを見上げ、出発プラットフォームが掲示された途端、民族大移動な流れ。
日本の新幹線の雰囲気に慣れている私には、このフランスでの電車の乗り方にドキマギしてしまうんだな〜。
しかも今回の電車はえらい長いぞ。
私達の車両はどこーー。
乗るべく車両がずっと遠い。
そんなことを思うとフランスで鉄道の旅はいろんな意味で時間に余裕を持ってる臨んだ方が良いと感じます。
乗ってしまえば快適TGV・INOUI☆
パリを離れた時とは反対にパリに近づくにつれて変わる空色は暗くなる一方。
ひーーー、ここ雪降ってる!な驚き。
K「パリに帰りたくない」
夫「いいね、雪。綺麗!」
冬将軍はご機嫌だ。。
同じ季節なのにパリと南仏じゃこんなにも気温も空色も違うことを感じる鉄道の旅。
でも、新潟に帰省する時も「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」(雪国 by 川端康成)だけどね〜などと思いながら爆睡。
電車の揺れは心地よくて気持ちよく眠れる。
ちょうどお昼時にパリにつき、ランチはGare de Lyon(リヨン駅)構内の『Dépôt Légal』でテイクアウト。
旅先から戻った瞬間食べたくなるものってありません?
私は昔は、マックシェイク(バニラ)。
しかもそれなら比較的世界中どこでも食べれそうなものなのに、帰国した直後の空港で感じる「シェイク飲みたーい」な気分はどこからきたのか摩訶不思議。
K「あなたは何かある?」
夫「チキンラーメン」
それもまたなぜ?って感じだけど、どこか懐かしいってことかな?!
エクレアで有名なショコラティエ、パティシエのChristophe Adan(クリストフ・アダン)氏の手がけるお店なので、車内で手軽にいただけるパッケージのスイーツも充実。
さて最近の私は、日本に帰国した瞬間に食べたくなるのが、コンビニで売ってるようなサンドイッチ。
なので、日本のそれにわりと近い『Dépôt Légal』のサンドイッチを買おうと乗車中から思っていたのでした。
無事に家に着いて頬張った瞬間、体の内から「ただいま〜」ななんとも言えない安堵感を感じたのでした。
デザートにはカフェキャラメルのティラミス。
にしても、東京で食べるただいまサンドイッチと比べると、お値段が全然違うパリのただいまサンドであーる。
ユーロを円換算するたびに驚く。
*****プチッとパリ*****
すっかり人気の撮影スポット。
いろんな格好、煌々とした撮影ライト持参な人もいる今日この頃。
極寒の日にどう見ても薄手夏物ベアトップなワンピースで...。
K「びっくり。風邪ひくよね〜」
夫「アホだな」
K「おくちチャックマン!」
夫「大丈夫、日本語は通じないから」
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