
Menton☆美しき教会
<マルセイユ発バカンスブログ>
続くマントン街歩き。
知らない街を歩くのは、どこもかしこも興味をそそられて面白い!
なので旅先では普段とはレベル違いな歩数に。
1日の終わりに今日は何歩歩いたの?とiPhoneをチェックするのが楽しみ〜。
どうでもいいけど、私史上1日の歩数が一番多かったのは、車の無いヴェネツィアですけど。。
それにしてもレモンカラー、パステルカラー、南仏カラーの建物がカワイイ。
そんなカラフルな街並みを見ながら石畳の坂道を登っていきましょー。
石畳の坂道を登った先の旧市街の丘の上にあるのが、マントンで最も有名な教会、街のシンボル的存在の『Basilique Saint-Michel-Archange』( サン・ミッシェル・アルクアンジュ大聖堂)。
17世紀に建てられたバロック様式の壮麗な教会で、建築様式はイタリア・ジェノヴァの影響を受けているそう。(イタリアはすぐそこですもんね)
まずは教会前の広場(Place Saint-Michel)からの美しい眺めに、うわ〜っ!と感動。
高台で海と山を臨める抜群のロケーション。
そして教会の中へ入ってみると、これまた想像を超えるゴージャスな雰囲気にため息が漏れました。
これまでバロック様式の建築は何度も観ていますが、こちらが一段と華やかに感じられたのは、南仏らしい明るく豪華な装飾が際立っているからでしょう。
精巧なフレスコ画と絢爛豪華な祭壇、キラリ。
この教会では毎年8月に「Festival de Musique Baroque de Menton」(マントン・バロック音楽祭)が開催され、幻想的な雰囲気を味わえるそう。
歴史ある空間でのクラシック音楽、バロック音楽の演奏が聴けたら、それはまたステキな特別体験だろうな。
今度は、夏に来てみたい...と思うものの、夏はこの街も大賑わいらしく、こんな風にゆっくりと半ば貸切で鑑賞することはできないでしょうね。
そう思うと、この今この瞬間の静寂は、ある意味贅沢。
さて、『Basilique Saint-Michel-Archange』( サン・ミッシェル・アルクアンジュ大聖堂)のお隣りにあるのが、こちらもマントン旧市街の人気観光スポットの『Chapelle des Pénitents Blancs』(ペニテン・ブラン教会)。
歴史的な礼拝堂で、優雅なロココ様式の装飾が特徴的且つ歴史的価値の高い美しい建築で知られています。
サン・ミッシェル・アルクアンジュ大聖堂とは異なり、小規模ながらも緻密な装飾が魅力。
というわけで、旧市街の美しい景観と合わせて楽しめるサン・ミッシェル・アルクアンジュ大聖堂とペニテン・ブラン教会をセットで訪れるのがオススメ。
またいつか再訪できますように...と手を合わせて教会を後に。
帰り道は下り坂。
それにしても空が青い☆
それではマントンを後に旅を続けましょ〜♬
******プチっとパリ*****
赤なの?青なの?どっちなの〜?と、晴れた日は特にわかりづらい近所の信号。
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