
Ventimiglia☆グルメな町散策
<マルセイユ発バカンスブログ>
Ventimiglia(ヴァンティミリア)のメルカートでの買い物の後は、町をお散歩散策。
ヴァンティミリアは、古代ローマ時代から続く歴史を持ち、城壁に囲まれた旧市街には、中世の雰囲気が色濃く残っています。その様子はまた後日に。
歩き出して朝早くから並ぶ甘物に目と心、奪われる♡
イタリアの甘い朝にピッタリ、食べた〜い。
うわっ、大きいBaci di dama(バーチ・ディ・ダーマ)!と前のめりになったのは、「貴婦人のキス」という素敵なネーミングのチョコレートをクッキー生地でサンドした大好きなイタリア銘菓。
(よく見えませんが、上段左端のお菓子)
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1373.html )
うわ〜、cannolo(カンノーロ)もリコッタチーズクリームがたっぷりでオーセンティックな様子。
甘党ケーコとしては、ワクワクするものがたくさん並んでて嬉しくなりましたが、しっかり朝食を食べた後だったので食べる余裕無し...。
そのへんがねぇ、若い頃だったらスイーツは別腹、底なしで食べれたのに。。
リグーリア地方で愛されているという「Canestrelli」(カネストレッリ)発見。
バターたっぷりのリング状のクッキーに粉砂糖をまぶした、サクサク食感の人気菓子。
Cantucci(カントゥッチ)などのイタリア伝統菓子、マカロンに似たAmaretto(アマレット)、フランス的なメレンゲ菓子など、ちょっとずつをお土産にするもよし☆
隣接するピエモンテ州の影響か?ヘーゼルナッツを使ったお菓子も。
朝早いのでまだセットされていないジェラート。
イタリアでいただいくジェラートは格別ですもんね。
さて、昨日のブログにも書いたようにこの町は、イタリアン・リグーリア料理とフレンチ・プロヴァンス料理が融合したグルマンな町。
パスタ好きとしては、パスタ屋さんがとても気になりました。
ラビオリの種類が多い!
その中でヴェンテミリア周辺、特に内陸の今回滞在しているドルチェアックアで人気なのが揚げラビオリ『Barbagiuai』(バルバジウ)。
かぼちゃのピューレ、リコッタチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ、マジョラムなどを詰めたラビオリを、オリーブオイルでカリッと揚げた料理です。
他には、三角形や半月型のラビオリのようなパスタで、リコッタチーズやハーブを詰めたPansotti(パンソッティ)。
東京のレストランで食べて以来、好きになったショートパスタTrofie(トロフィエ)も本場は、この地方☆
今では我が家の常備乾麺パスタの一つですが、近所にこんな手打ちな生パスタを手軽に買えるお店があったらな〜。
チーズ屋さんには、リグーリア州西部や隣接するピエモンテ州の影響を受けた地元のチーズが豊富。
発酵チーズのブルッス(Bruss)、山羊乳のトーマ・ディ・ロッカヴェル(Toma di Roccaverano)、羊乳のペコリーノ・ディ・ブリガスカ(Pecorino della Brigasca)等々。
それにしてもペコリーノの種類の多さにもちょっとびっくり。
日本でもすっかりお馴染みのブッラータ(Burrata)ですが、やはりイタリアで目にする、口にするブッラータは絶品。
狩猟グッズ専門店。
こういうお店は私には縁がないので、珍しくて興味をそそられる。
ヴァンテミリア自体は海沿いの町ですが、すぐ内陸の山岳地帯ではイノシシやシカ、ウサギ、鳥類などの狩猟が盛んだと。
もちろん狩猟は法律で厳しく管理されており、特定のライセンス(Licenza di caccia)を取得し、決められたエリアと期間内でのみ狩猟が可能。
そういえば今シーズン、某レストラン(撮影禁止店)で初めていただいたジビエ料理が「穴熊」。
脂身の繊細な美味しさに驚きました。
ヴェンテミリアは温暖な気候と肥沃な土地に恵まれ、古くから花卉栽培が盛んな地域だと知りました。
花市場は、イタリア国内だけでなく、フランスや他のヨーロッパ諸国にも花を供給しているそうです。
花より団子なケーコは、スイーツほど前のめりにならなかったものの、どのお花屋さんもモリモリな様子で華やかでした。
さてさて私達は、あるものを探してメルカートのお店の人、町の人たちに聞き込み。
探し求めたものとは!?
明日に続く☆
******プチっとパリ*****
持ってきた『麻布かりんと』の「かりんとドーナツ」(かりんとハニー)♡
外カリッと中しっとり、黒みつが染み込んでる〜♡
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