
夜の九份ツアー☆九彬花文字画廊
<台湾バカンスブログ>
ツアーガイドさんによると、ここ九份は年間通じてとても雨の多い地域なのだそう。
過去にカイドさんが知り合ったお客さんの中には晴れの九份を見たくて5回チャンレジして5回とも雨降りの方がいたそうな。
なので只今絶賛雨季な時期にこうして晴れていることは珍しくラッキーなことだと。
「まーね、私が晴女だから」と心の中で呟きました。
さて、眺めとお茶を楽しんだ茶藝店「九戸茶語」。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1998.html)
外から見るとその建物は、斜面にせりだすようにして建てられていて風情ある館。
お茶タイムでリフレッシュした私達は、散歩散策再開。
賑わう商店街よりは、落ち着いた静かな通りの方をゆっくり歩いてみました。
提灯に灯りが灯り、町全体がライトアップされてとても綺麗☆
ところで、ここが有名になった大きなきっかけが台湾映画『非情城市』の舞台になったことだそう。
有名作品ですが、私は観ておらず...。
そのストーリーをガイドさんに伺ったところこんなお話。
1945年8月15日、日本の敗戦とともに台湾統治が終了した直後から、1949年に中華民国国民党政権が台湾に移るまでの台湾近現代史における激動の4年間が舞台。
基隆〜九份を拠点とする林家の父・阿祿とその四人の息子たちを通して、終戦後の混乱、1947年2・28事件、続く白色テロ(戒厳令期)の時代といった台湾史の転換期が描かれています。
特に末っ子・四男役のトニー・レオンが聾唖でありながら写真館を営み、恋や家族を守ろうとする姿が「台湾人の声なき声」として象徴的に描かれた作品だと。
トニー・レオン!!懐かしい。ミーハー・ケーコは昔ちょっとファンだった♡と思い出し、彼の出演作品をあれこれ思い出しながらの九份散歩。
帰国したら『非情城市』を観てみよう!
ところでツアーガイドさんからの注意点は、地図に描かれていないこういった脇道には入らないこと。
入り組んでだ迷路のようで迷子になる確率が高く危険。
でも行くなと言われると気になる悪い子ケーコ...。
またいつか訪れる機会があったら九份に一泊して明るい時間帯に迷子前提に散策してみたい、異世界の雰囲気が漂う町。
異世界と言えば、公式には無関係とされていますが、日本の宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」の舞台となったと言われる町なので、それに関連したお土産家さん多数。
欧米人には千と千尋グッズがお土産一番人気だそう。
何か記念に!と、私達が求めたのは、九份の町では現在たった2名になってしまったという花文字を描く職人さんのお店。
そのうちの一軒『九彬花文字画廊』へ。
好きな文字を自由に書き、それを花文字で書いてもらえるのです。(所要時間15〜20分ぐらい)
迷って決めた三文字は、私達のファーストネーム。
↓プライバシー保護で一部隠してますが、夫の名前にはめでたい太陽がデザインされ、私の名前の偏には鳥が描かれとても素敵に書いてもらいました。
ちなみに額も5、6種類の中から選べます。
あちこちで猫にも出会い、猫の町とも言えそうな。
どの子もツーリストに慣れた風、撮りたきゃ撮れニャ。
初めは九世帯だったこの村、今は何世帯、何人ぐらいの人が暮らしているのでしょう。
とにかくこの赤提灯が夜空に映える☆
台北からのアクセスもよく、手軽なツアーもたくさんあるので是非一度は足を伸ばしてみることをオススメする九份です。
*****プチっとグルメ******
あんバターサンド。
初めて餡子にバターを合わせることを思いついた人、すごいよねぇ。
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