
幼麺☆ようやく手にした香港麺
<パリブログ:Paris Quotidien>
このブログでもすっかりお馴染みのパリ5区にある町中華『MIRAMA』(ミラマ)でランチ。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/mirama-1.html)

パリ東京行ったり来たり前の私達夫婦は度々香港に出かけていました。
香港中華が大好き♡
中でも伝統的細麺を使った料理が大好きで、香港味彷彿の海老雲吞麺にパリで出会った当初は、ちょっと感動でした。

以来、このお店ではほぼほぼ私は海老雲吞麺ばかりなのですが、その麺を自宅でも食べたくて近所のアジア・中華食材店を何度もパトロールしては、初めて見るものには「これかも!」と期待して食べ続けていました。
(↓看板料理:海老雲呑麺)

当時はインターネットも普及してなかったので簡単には調べることができず、あの香港麺の正式名称は...?と思っているうちに月日は流れ、気がつけば2025!?
(↓程よい酸味のミラマの酸辣湯)
今年6月に台湾を旅行して、メニューをじっくり見て、漢字を見て、ネットでの検索機能もフル活用で簡単に判明した、その名は『幼麺』(ヤウミン、広東語で「jau min」)。
名前の通りに「細くて幼い麺」を意味する香港の代表的極細卵麺。
主な材料は小麦粉と鴨卵または鶏卵、鹹水使用で、とにかくそのコシが特徴的。
(↓ミラマの海老ワンタンは海老たっぷプリップリ)
香港で初めて食べた時は輪ゴムみたいだな...と思ったけれど、いつしかそのしなやかで弾力のある食感は病みつきに。
ミラマでは汁なし(撈麺)をオーダーして、お好みの料理を合わせるのが夫の食べ方。
これまでパリのスーパーで買っていたのは完全な乾麺で、そこそこ輪ゴム感は感じるもののビヨーンとした特有の伸びがイマイチで、求めるものとは違っていたのですが、台湾から戻った後にネット検索でオンラインショップを探し、お取り寄せ購入。
冷凍で届いたその『幼麺』は、冷蔵庫で解凍した後に茹で時間5秒!!

茹で時間が長いとすぐボソボソになるため、香港の名店ではその茹で加減が店の腕の見せどころと言われています。
(↓ミラマのランチではいつもジャスミン茶。お湯がなくなるとすぐにサーヴしてくれる店員さん達)

というわけで、今後はこうして手軽にお取り寄せできることがわかったので、自宅でも海老ワンタンと一緒の雲吞麺(ワンタンメン)、オイスターソースやXO醤などを絡めて汁なし和え麺でいただく撈麺(ロウミン)、牛スジや牛バラ煮込みと合わせる煮込み系の牛腩麺(ギュウナンミン)などにトライします。
*****A Little Side Note*****
友人マダムTさんからいただいた手作りスコーン。
ホロホロで美味しかった〜っ♡♡

そういえば最近パトロールのあちこちでよくスコーンを見かけるのですが、もしやスコーンブーム?!

ARCHIVE
MONTHLY



