
人形ぎらい☆初めての文楽
<東京ブログ:Tokyo Quotidien>
実は以前からずっと興味を持っていた『文楽』をようやく鑑賞することができました。
文楽初心者でも楽しめるかな?!とちょっと不安に感じる一方で、三谷幸喜氏による超・古典エンタテインメントな「三谷文楽」だから面白いに間違いない!と期待して出かけた会場は、渋谷のパルコ劇場。
今回の作品は、『其礼成心中』以来13年ぶりの三谷文楽プロジェクト第2弾で待望の新作。
主人公は「万年憎まれ役」の文楽人形・陀羅助。
普段は小悪党として脇役に甘んじている彼が、「俺だって主役になりたい!」と劇場を飛び出し、人形たち自身の世界を繰り広げるという物語。
ラッキーなことに席が7列目真ん中だったので、オペラグラスなどがなくても小さな人形の表情がよく見えました☆
さて、本作はあのモリエール(フランス・ブルボン朝時代の俳優で劇作家。本名Jean-Baptiste Poquelin)の『人間嫌い』をモチーフにしていて、人間ではなく「人形」が主役になる視点の逆転に思わずニヤリ。
いかにも!な伝統芸能的に始まったので、セリフの理解が難しいかも...と思ったのですが、そこに三谷ユーモアが加わると、わかりやすく、面白く、笑いの連続でした。
例えば、文楽人形がスケートボードに乗るシーンなど、躍動感たっぷりで予想を超える遊び心ある演出には会場は大爆笑。
それでいて三人の息ぴったりの人形遣いの精緻な連携には伝統の厳しさや技の深みが宿っており、古典と現代演劇が見事に融合。
(舞台画像は、パルコ劇場オフィシャルサイトより↓)
初めて間近で観る文楽、その人形が動きが角度によって表情が変わって見え、細かな仕草から感情が伝わり、表現力が豊かなことに本当に驚きました。
太夫の語り、三味線の調べ、人形遣いの動きが一体となり、言葉では表現しきれない世界に引き込まれました。
文楽ビギナーな私にはとてもわかりやすく、親しみやすい作品でした☆
*****A Little Side Note*****
男のぼっちメシ(夫のひとりランチ)。
K「またそれですか...」
夫「いつもと違う!夏らしく梅おろしバージョンです(^^)v」
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