
シチリア・トラパニの宴
この靴はパリ用歩き倒し靴。
イタリア・シチリア島でバカンスを過ごした時にセールで買ったもの。
なかなか疲れ知らずの一足です。
この靴を履き、足元を見つめながらシチリアの碧い海&青い空を思い出しつつ、先週末
お邪魔したのは、シチリアバカンスから帰ってきたばかりのAAご夫妻のお宅。
お二人と一緒に迎えてくれたのはショコラくん。
キングのオーラ☆☆☆
ヨーシヨシとショコラくんと遊んだ後にまずはコルシカ島のワインで乾杯。
これ、かなり美味しい白ワイン。
タイユヴァンが経営するワインショップ"LES CAVES TAILLEVENT"でも買えるそう。
とても好きな味だったので是非今度買に行こうと思います♥
では、今宵もよろしくお願いします!!でスタートしたのは
ディルがアクセントのかわいいそら豆とパルメザン、奥はマグロのカラスミを乗せたカナッペ、
そして松の実が美味しいケーク・クサレ。
最初のアミューズってどんなものを出そうか?最初のつかみは肝心だ!
と結構悩みどころなのですが、AAご夫妻のお招きは毎回趣向が凝らされ、食欲をそそる♪
ここ最近、我が家ではなぜかシチリアブームで自宅でシチリア料理を作ったり、
シチリアレストランへ行ったりと、すっかりシチリアフードにはまっていたので、
AAご夫妻のバカンスはとても羨ましく、ホットなシチリア話に最初からテンションが
上がりました☆
シチリア島。よく見ると結構大きな島なんですよね~。
なので西と東じゃまた全然違った雰囲気なのだそう。
私は東のタオルミーナしか知らないのですが、今回AAご夫妻がバカンスを過ごしたのは
西端に位置する"Trapani"(トラパニ)の町。
賑やかにアミューズをつまんでいると、お二人に長年仕えるベテランなメートル・ドテルが
今宵のメニューを説明に来てくれた?!
「では、お席の方へ」な感じでダイニングへ。
この写真ではわかりませんが、、ナイフレストが可愛いシチリアのタイルなのです。
真っ白なテーブルにレモンと美味しそうなオリーブオイル☆
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プリモ・ピアットは、「イワシとフェンネルのパスタ」★
パスタ好き、イワシ好きにはたまらん!松の実が香ばしく、ショートパスタ・フジッリとの
バランス抜群♥
お好きなだけどうぞ♪と言われたら、おかわり必至!
トラパニは島の西端でアフリカに一番近いこともあり、北アフリカ料理「クスクス」の味レベルが
高いと以前雑誌で読んでいたのですが、本当なの??とお二人に伺うと、クスクスはもちろん
アフリカ事情にも詳しいAAご夫妻が今まで食べたクスクスの中でNO.1と言うので驚きです!
そのクスクスとは 「魚」のクスクス★
ただのクスクスならパリにも美味しいお店はいくつかあるけれど、この地では「魚」のクスクスが
あるというので驚きました。
この日のワインは、もちろんシチリア。
続いてセコンド・ピアットは、「骨付きリブロースのタリアータ」☆
キレイなピンク色に焼き上がったお肉。
いつもながらマダムAさんの火入れはプロ級★
コントルノ(付け合わせ)は、ポテト、グリーンサラダの他にこのナスが登場!
イタリアのレストランは食材の美味しさを押し出すお料理のせいか?セコンド・ピアットに
付け合わせがつかないことが多い。
なのでContorno(コントルノ)という付け合わせを別に頼むことになります。
って、ココどこ?!
まるで本場イタリア☆な気分にさせてくれるAAご夫妻のおもてなしに脱帽です。
ところでトラパニはマグロの漁港としても有名なのだそう。
なので新鮮なマグロがたっぷり、しかも安く魚市場で売られていたり、マグロの燻製や
缶詰、パテなどの加工品も充実しているそうですよ~。
嬉しいことにマグロのカラスミをお土産にいただきましたっ♥♥
フロマッジョ(チーズ)登場♥
嬉しかったのは、コルシカ島のシェーブルチーズ「ブロッチュ」。(ガラスの器)
コルシカはフランスですが、場所柄イタリア文化の影響の強いところ。
ここもバカンスに行きたい島ですねぇ...♥
ドルチェは、アーモンド菓子いろいろ。
シチリアはアーモンドも有名です!
トラパニの象徴の一つが塩田だそう。
写真を見せていただくと、本当に広い塩田でミネラル豊富でとても美味しそうな塩ができそうな
感じでした。
塩でお料理は変わりますからねぇ。
美味しいイタリア料理を満喫しながら興味深いトラパニのお話を聞きながら更けた夜。
次の関心&話題は、夏のバカンスはどこ??
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