
異次元モード☆イリス・ヴァン・ヘルペン展
先日、ディネの帰り道に夫は自販機で懐かしいドリンクを発見して大喜び。
それはNYに暮らしていた当時に愛飲していたMountain Dew(マウンテンデュー)。
「まさに山の雫だぜ〜」とかなんとか言って感激&望郷?!
レモンライム風味の炭酸飲料で、なんともアメリカンなお味だ...と冷ややかに見つめました。
「こないだの俺よりそっちの方がかなりアメリカンだろ...」と言われながら、嬉々として
私が食べたのは、ドーナツにヨーグルトアイスクリーム、キャラメルソース、ポップコーンが
乗ったドーナツデザート。
繊細なフランス菓子、落ち着く和菓子もいいけど、時々はこういうものが食べたくなる〜♥︎
って、今日はそんなアメリカンテイストなお話ではなく、モードよ、モード!
強烈な暑さも去り、秋を感じ始めた今日この頃、ドーナツデザートを食べた後に渋谷西武百貨店で
開催中のモード展、「イリス・ヴァン・ヘルペン展」を見てきました。(会場内撮影可)
Iris Van Herpen(イリス・ヴァン・ヘルペン)は、オランダ出身のデザイナー。
アレキサンダー・マックイーンなどでキャリアを積んだ後、2007年に自身のブランド、
「イリス・ヴァン・ヘルペン」をスタート。
3Dプリンターを用いたり、最新テクノロジーを駆使したアヴァン ギャルドなコレクションが
高く評価され、衣服をファッションではなく、身に纏う芸術と解釈した作品を生み続けている
デザイナーだそう。
展示会場に繫がる通路の白い壁に映し出された映像は、未来的で無機質でクールな雰囲気。
展示作品はアーカイブ作品を中心に、3Dプリンターから生まれた近未来的作品を紹介され、
空間デザインはロボットデザイナーの松井龍哉氏によるもの。
暗い中でマネキンが着た洋服には動く光が浴びせられ、静止しているのに動きを感じました。
こういったモード展の醍醐味は細部、ディテールを間近で観察できること。
今回の展覧会で一番印象的だったのは、このシューズ。
実際に歩けるかどうかなんて関係なく、飾って眺めてるだけでそのインパクトに見惚れてしまう、
近未来的な強いオーラを放つシューズでした。
何点かの洋服は同デパートのA館4Fで販売中。
伺ったお話では、生地には色々な素材を使っていて、例えば織り込んだ金属糸をバーナーで
焼いた時にできた、七色のような不思議な色をそのまま活かした生地の洋服などがあり、
単に服というよりやはり芸術作品のようでした。
また、パリでは左岸のデパート「ボンマルシェ」で取り扱っているそう。
展示会場の最後に飾ってあった大きなパネル写真に見送られながら、「私にとってファッションとは?」
を自問しながら会場を後にしました。
おまけのモードは、「ビフォー、アフター」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-714.html
à demain(^.^)/~~
<info>
イリス・ヴァン・ヘルペン展
会期:2015年8月21日(金)〜9月6日(日)
※最終日は午後5時閉場。入場は閉場時間の30分前まで。
会場:西武渋谷店 A館7階 特設会場
住所:東京都渋谷区宇田川町21−1
入場料:500円
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