
初めての「山田チカラ」
パリ・東京行ったり来たりで利用することが多いJAL(日本航空)。
その機内でいただける山田チカラさんプロデュースの機内食を初めて食べた時は、
「機内でこんなに美味しいサラダが食べられるとは!」
と、感激しました
(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/jal-shell-flat-neo.html )
機内食でこんなに美味しいのだから、いつかお店に行ってみたいな〜と思っていたところ、
ようやく今回麻布十番にある「山田チカラ」にお邪魔することができました☆
住宅街にひっそりと隠れ家的にある白壁のお店。
夫が「脱ぎやすい靴で来て」と言ってた意味がわかりました!
お店には入口で靴を脱いで上がると右手に茶室があり、食事はL字型のカウンターという内装。
茶懐石のように向付け、汁物、ご飯の「おしのぎ」でスタートした食事は、蟹のあんかけ茶碗蒸し、
胡麻豆腐の白味噌仕立てでした。
(写真ブレました...)
こうして最初にちょっとご飯をお腹に入れると、胃が落ち着き、その後の食事を食べ急がず
ゆっくりいただけます。
続いて、薔薇のマティーニとオリーブ。
薔薇が優しく香り、オリーブに見立てたものはゼリー状でツルっとプチっと口の中で溶けました。
お刺身は本マグロ、帆立、タコ、アワビ、鯛、才巻海老などをお店のスペシャリテでもある
醤油ヌーベ(画像手前のムース)をつけながらいただきました。
メニューには、「スパニッシュオムレツ」と書かれていたのですが、あまりにも所謂スパニッシュ
オムレツと見た目が違うので驚きました(@_@;)
こちらはスパニッシュオムレツを分解して再構築されたものだそうで、グラスには濃厚な玉ねぎの
エスプーマ、その上に香る黒トリュフ、そして左のものはパンです。
お酒は料理に合わせながらグラスでワインや日本酒をいただきました。
私は知らなかったのですが、新潟の鄙願(ひがん)という日本酒がとても美味しかったので、
今度帰省したら買ってこよー♫とメモメモ。
「キノア」という、こちらもお店のスペシャリテが登場☆
まずは、お皿に液体窒素で「フォアグラ」を凍らせてから細かく砕いたパウダー状ものが出され、
目の前で温かいコンソメスープが注がれました。
フォアグラパウダーは今迄食べた中で一番の軽いフワフワ食感で、口に入れた瞬間に溶けて
しまいました。
魚料理は、のどぐろ。
お肉料理は、いくつかの中から選択可能で、こちらは「ほろほろ鶏の炭火焼」。
こちらは牛肉の赤ワイン煮混み。
どちらにも添えれた温野菜も美味ッ(●^o^●)
デザートは、メロンクリームソーダ。
ムースっぽいのに口の中ではシュワシュワと炭酸を感じる面白いデザート。
最後に金平糖(懐かしい!)を頂きながら、女将さんがたててくださったお抹茶でほっこり
落ち着きました。
女将さんもパリが好きということでパリ事情、ヨーロッパ事情に詳しく、お話が弾み、食後に
お忙しい山田チカラシェフがいらっしゃる3Fへご案内いただき、シェフにお目にかかることができ
(金髪ヘアがお似合いで目ヂカラ大!)楽しくお話もさせていただき嬉しかったです。
またパリへ戻る前にお邪魔することを約束してお店を後にしました。
おまけのモードは、「秋雨レイングッズ」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-720.html
à demain(^.^)/~~
<info>
山田チカラ
東京都港区南麻布1丁目15−2
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