
感激大のFrenchie!
なかなか予約が取れないと言われる人気レストラン、パリ2区の"Frenchie"(フレンチー)。
以前の2ヶ月先まで予約でいっぱいだった頃に比べると、テロ事件後は予約は比較的取りやすい
ようです。
久しぶりに出かけてみると、レストランと同じ通りに同系列の新店、ワインカーヴがオープン
していました☆
まずはアミューズは、ホカホカのフォカッチャにラルド載せ。
右のトピナンブールクリーム&ニジマスの卵を載せたトピナンブールチップス、ともにシャンパン
に合う☆
あれ?このレストランはこんな風に始まるお店だったかな...?
と思っていると、少し前から変わったそうで、以前はお任せコースか前菜、プラ、デセールを
それぞれ数種類から選ぶプリフィックススタイルだったのですが、今後はシェフのお任せコース1本だそう。
前菜はアンディーブとキウイフルーツに牡蠣のソース。
K「これ、美味しい!牡蠣の姿はないのにしっかり牡蠣の味がして、そこに苦味のアンディーブと
キウイの酸味と甘味を合わせるところがとてもイイ感じなんだけど。」
夫「確かにキウイの合わせ方が素晴らしい! ひょっとしてスーシェフ変わったとか?!」
K「今夜は出だしからスゴく美味しいね♡」
夫「先日オーストリアでスキーをしてきたんですが、その時オーストリアワインを飲んだら白も赤も
とても美味しかったんです。ひょっとして、オーストリアのワインあります?」
S「オーストリアでスキー?いいですね! どこのスキー場?雪は?」
で、ソムリエさんが「オーストリアならコレを」と勧めてくれたのがこちらの白。
名前は覚えられそうもないけれど、ムッシューの顔がどーんと描かれたエチケットはきっと忘れない
気がする...。
味わいは、ミネラル豊富でちょっと海を感じました。
そして思ったよりしっかりタイプで味わい深く余韻長め。
セロリのリゾット仕立て。
お米不使用のリゾットなので軽〜い。
そしてアーモンドの香ばしさも良いアクセントに。
魚料理はスズキだったのですが、秀逸な火入れでアンコウのようなコリコリ度。
歯ごたえがしっかりあって、これまたとても美味しい!(^^)!
野菜は甘いポワロー葱と芽キャベツ。
肉料理は、pintade(パンタード=ホロホロ鳥)☆
日本ではホロホロ鳥は食べる機会は少ない方ですが、フランスはホロホロ鳥世界第一の生産量で
フランス全土で飼育されているということもあり、わりと食べる機会があります。
ブラッド・オレンジのソルベ。
中にはオレンジと金柑、そしてサイコロ状の小さなものがバニラのギモーヴ(マシュマロ)。
これを全部一緒に食べると、今まで食べたことのない新食感の美味しい柑橘フルーツ!という感じでした。
個人的に大感激したのは、2皿目のデセール・ティラミス。
クリーミーなマスカルポーネムースにほんのり感じるホワイトチョコ、そしてムースの真ん中に
薄くパリパリっと音がしそうなビターなチョコレートが一枚。
スポンジ生地はなく、カカオパウダーも控えめ。
私の中では、ここ数年食べたティラミス系デザートの中ではこれは一番で賞!な完成度☆
軽過ぎるわけではなく、ボリュームもそれなりにあるのですが、おかわりいける〜な状態でペロリ。
これまでも何度かお邪魔しているレストランですが、この日のディネはどのお料理も記憶に残る
美味しさでホントに驚きと感激がたくさんありました。
料理をコース料理1本にしたところで、一つ一つの料理への集中度・完成度が高まったような印象でした。
最後の定番マドレーヌも美味しくいただきました(●^o^●)
そうそう、このお店もパンが美味しくてバター塗り塗りこれまた食べ過ぎてしまうカンパーニュパン。
K「隣りのテーブルさ、もうパンのおかわりしてるよ〜。」
夫「ウチも2度目のサービスもうもらってるよ...」
おまけのパリは「春のホワイト」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-894.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Frenchie restaurant (フレンチー レストラン)
5-6 Rue du Nil, 75002 Paris
01 40 39 96 19
http://www.frenchie-restaurant.com/
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