カウンターチャイニーズ・勇
パリ滞在中にハマったのが、米ドラマ"GOTHAM(ゴッサム)。
タイトルから想像できる通りバットマンが活躍する以前のゴッサム・シティを舞台にしたもので
青年期のジェームズ・ゴードン(後のゴッサム市警察本部長)と少年期のブルース・ウェイン
(後のバットマン)を中心に描いたバットマン前日譚☆
帰国数日前も、パリのアパルトマンでそのゴッサムを見ていたら突然夫が
夫「もーダメだ!禁断症状が出てきたッ!!」
K「え?」
夫「今回パリで一度も中華料理を食べてないって知ってる?」
K「いや、知らないけど。別に...」
夫「俺は中華がないと生きていけない。日本に帰ったらまずは中華だ。予約しないと!」
K「帰国してからでもいいんじゃないの〜。」
夫「ダメだ、今すぐ!帰ったら確実に食べれる保証が欲しい!」
と、パリからわざわざリンリンして予約したのは、ご近所モダンチャイニーズの「私厨房・勇」。
という訳で、帰国した翌日にお邪魔しました。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-395.html)
オールカンター席(8席)の臨場感溢れる雰囲気は、席につくなりすぐに食欲をそそられる☆
基本は前菜3種、スープ、料理3品、麺飯もの、デザートからなる6,500円のコース1本という
ものの、以前食べたものと料理がかぶらないようにお客さんごとに細かい気配りがされているので
コース仕立てとは言えコース1本ではないのです。
アニスがほんのり香るソースが添えられた菜の花の中華風おひたし、ピータン豆腐、イシガレイの
お刺身サラダの前菜三種でスタート☆
う〜ん♡イイ香り。
食欲をそそる香りを漂わせて登場したのは、京ほうれん草と金華ハムのポタージュ。
この美味しそうな香りは金華ハムだったのか〜。
ソムリエールの長沼さんが合わせてきたこの白ワイン、アリゴテとは思えないアリゴテ!?
原シェフのモダンチャイニーズのお料理にとても合っていて美味しい(●^o^●)
活鮑の中華風磯辺揚げ。
オイスターソースが効いていて、これまた贅沢に美味しいフリッター♡
刻まれた自家製ハムからの旨味が抜群で五香が香るホワイトアスパラガスと金針菜の炒め。
肉団子とベビー白菜、九条葱の醤油煮込み。
ミートボール好きとしては、これまた嬉しいお料理でした。
この後、ご飯ものなのですが、アラカルトメニューから一品追加☆
(基本はコース料理なのですが、21時以降アラカルトでのオーダーも可能に)
お願いしたのは、水餃子☆
この水餃子、とてもとても美味しい(●^o^●)
原シェフいわく「特別なことは何もしてなくて、普通の水餃子なんですよ」と。
いえいえ、この美味しさは普通じゃありませんッ!
でもこういう一見普通、シンプルなお料理の方が美味しさがストレートに伝わるし、
あれこれ盛り過ぎとか妙なプレゼンテーションで誤摩化すことができないので、とても難しいこと
なのだと個人的には思う。。
優しくジャスミンが香る中国茶は、急須の中でゆっくり赤い花が開いて綺麗な千日紅の工芸茶。
シメのご飯は、海鮮あんかけ炒飯。うまっ(^u^)
最後のデザートは定番の阿波和三盆の杏仁豆腐。
これはいくらでも食べれてしまう〜♡と時差も忘れて久しぶりの中華料理を満喫しました。
おまけは「ホワイトデーBOX」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-921.html
à demain(^.^)/~~
<info>
私厨房 勇(yung)
東京都港区白金6丁目5−5 モリハウス 1F
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