
リニューアルしたフェルミエ☆
東京でチーズを買うなら最近はココ。
AAご夫妻のセカンドハウスにお邪魔するにあたり、お持たせチーズの調達に港区愛宕にある“Fermier”(フェルミエ)本店に出かけました。
あら、年末に来た時とちょっと様子が違う?!
店内がスッキリと広くなった印象なのですが、スペース的な変更はなく、今年の3月に店内をリニューアルしたのだそう。
(関連記事⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-624.html )
コンテチーズの熟成ルームもよく見える☆
そしてショーケースの中には相変わらず美味しそうなチーズがズラリ♬
今回選んだのは2種類。
即決したのは、フランスから入荷したばかりというセミハード(ちょっと珍しい)のシェーブル(山羊乳)の”Chevrotin”(シュヴロタン)というもの。(画像右)
サヴォワ地方でもので、同地方のAOCチーズの「ルブロション」(牛乳)の山羊乳版といえるチーズだそう。
軽くウオッシュされた外皮はしっとりしていて、中はモッチリというかムッチリ感でテクスチャーはソフトで滑らか。
酸味は少なく、ポソポソもしていないのであまりシェーブルらしくないというか、シェーブルが苦手な人もすんなり食べられそうなチーズでした。
もう一つは迷って、Tome des Bauges(トム・デ・ヴォージュ)という牛乳チーズ。
偶然にもこちらも産地を伺うとサヴォワ地方のものでした。このチーズは、伝統的なアルパージュ製法(一つの放牧された群れからのみ搾乳したミルクを使う)が盛んなボージュ山塊でつくられているそう。年間120日以上の放牧が定められた夏期放牧の牛のミルクから作られ、牧場で最低5週間熟成後、さらに湿度の高いカーヴで3〜4週間熟成されて完成するのだそう。
表皮は色とりどりのカビに覆われ、素朴でゴツゴツしていますが、中身は柔らかく、味わい深い複雑な風味☆
なかなかに臭〜い♬
臭いチーズも全然オッケーなAAご夫妻と美味しくいただきました☆
À demain(^^)/
☆おまけをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「山女魚の」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1507.html
<info>
フェルミエ本店
東京都港区愛宕1−5−3 愛宕ASビル1階
03-5776-7720
<Profile>
KEICO
新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
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