
男子厨房に入りまくり☆
パリ暮らしスタート当初に驚いたことの一つ。
それは知り合うフランス人男性の多くが食べることが好きな上に料理好きだったこと。
食べ物の話や大好きなレストランの話に加えて、お得意料理のレシピなどを実に楽しそうに嬉しそうに話すのです。
グランド・エピスリー(ボンマルシェ食品フロア)でばったり会って
「何しているの?」
「買い物だけど」
「そりゃそうだろうけど、、ムッシュ料理するの?」
「もちろん!!今日はパック(復活祭)だから羊に決まってるけどね!」
自宅に招かれると、ムッシュがキッチンに入りまくり。
日本でお招きされた時、ほとんどの場合奥様が忙しくキッチンにこもりがちで、ご主人はあまり動かず座ったままなことが多かったので、それとは逆の様子に軽いカルチャーショックを受けたのでした。
なのでマルシェでも男性が一人で買い物をしている光景もよく見ます。
しかもハットを被って、ちょっとお洒落だったりもするんですよね。。
という訳で週末に夫を連れてマルシェへGO。
この時期になると果物は、林檎が充実。
なかなか名前が覚えられないけれど。。
旬の果物でジャムを作るのも楽しい。
K「なんか栗を使った料理が食べたい…」
夫「この前君が見てた栗とブルーチーズのパスタは?」
(それは本サイトの平野由希子さんのおつまみレシピ「栗とゴルゾンゴーラのペンネ」→ https://madamefigaro.jp/blog/yukiko-hirano/ )
K「食べたい!」
夫「じゃ、俺が作ろう♫ でも栗は剥けないから栗は君が用意してね。」
K「栗なら任せて!!」
生栗を茹でて剥かなくても、こういうマロンの瓶詰めがスーパーで売っている♫
それをお皿に出したところで私の仕事終了。
ここからは男子厨房に入る。
ペンネはお気に入りのSetaroを使用。
K「シェフ、、これ2日前に食べたゴルゴンゾーラの余りなんだけど、熟成がさらに進んで青カビだらけな気がしますけど大丈夫?」
夫「大丈夫!!邪魔だからあっち行ってて」
K「・・・。」
平野さんのレシピを参考にしつつ、オリジナリティを加えまくった夫は、チーズと生クリームに加えてマッシュルーム、ベーコン、エシャロットなども投入。
ハーブで味を整えて、仕上げに白トリュフオイルをかけ回して完成。
栗とゴルゴンゾーラ、とっても合います!!
そこにベーコンの旨味とマッシュルームと白トリュフオイルが香って具沢山パスタに。
K「これ、友達にも出せるかも?!」
夫「うん。今度パスタはロングで作ってみたいんだけど。」
K「これはショートがいいでしょ。」
夫「いや、ロングも試すべきだ!」
食べることに関しては120%有言実行の男、数日後に再び厨房に入る。
今回は生クリームが多めで、マッシュルーム無し。チーズはロックフォール。
パスタはタリアテッレにしてさっと和えたみたい。
夫「よし、次はチーズをコンテでやってみたいんだけど♫」
K「えーー、栗の甘味には青カビ、これでイイよ。。」
夫「いや、コンテもいけると思う。やるだけやってみよう!」
こうして厨房に入りまくる男の飽く無き挑戦は続く。。
Bon week-end(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「ガトー・トゥーミューの後」
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