Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

ヴェネツィアでアペリティーヴォ☆

現在ヴェネツィアに暮らし、イタリア在住10年というHさんと待ち合わせ。

そして夕方のアペロ、いや、イタリアだから「アペリティーヴォ」(食前酒)を楽しもう♫

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と、まずは1軒目で大好きなカクテル、ベッリーニ(スプマンテ&桃ジュース)をいただく。

周りを見渡すと、カンパリやアペロールを白ワインと炭酸水で割った、これまたヴェネツィアの人気食前酒「スプリッツ」が一番人気。(写真右端)

ここは運河に面したバーカロsotoportego del banco giro”というお店。

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リアルト橋近くの広場に面した入口はこんな感じで、これまでお店の前を何度も通りかかっていたけれど、ドアを開けて(オーダーをして)お店を突き抜けたところに、

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こんな風に運河沿いのテラス席もあるバーカロだとは知りませんでした。

そして夕暮れ時にのんびりの食前酒(!)は染み入る美味しさ。

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店内にはバーカロ料理、チケッティが並びます。

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トーストにハムやパテを乗せたクロスティーニは、パンがサクッと軽めなので意外とお腹にたまらず、2個3個とペロッといけます。

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手前の白いものがヴェネツィア名物の一つ「バッカラ・マンテカート」。

干しダラのペーストで、これもトーストやポレンタに載せていただきます。

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日が暮れたところで2軒目、Enoiteca Mascaretaへ。

IMG_0705.jpgすごい!このお店も壁一面にワイン。

Hさんによるとヴェネツィア人は世界で1、2を争うほど一人当たりの年間アルコール消費量が多い人たちなのだそう。

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確かに昼間っからちょいちょいグラス片手に飲んでる地元っ子の姿が普通、というか自然な感じ。

パリでもアペロの習慣はあるけれど、なんとなくヴェネツィアの方がアルコールの量も度数も高めのような?!

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ところで、こちらのお店はたくさんのワインと一緒に天井からたくさんぶら下がっているものが。

それは蝶ネクタイ!

蝶ネクタイがシンボルの人気イタリア料理人、Mauro Lorenzonさんのもので、こちらは彼のお店。

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この人か!と店内の写真を見上げていたら、ご本人登場☆

イタリア版マスターシェフ(素人料理対決テレビ番組)の審査員なども務めるガストロノミー界の有名人だそう。

そんな彼のファッションは、ある意味インスタ映え?!なインパクト(靴が片方ずつ色が違ってた)で、これはお写真をお願いしなくちゃ!と思っていたら、お店を出てどこかに遊びに行ってしまった。。

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代わりにお相手をしてくれたのは、バーを仕切っていたパウロさん。

これ、飲んでみて!とフランチャコルタをいただく。

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そしておすすめシャルキュトリーをつまむ。

この牛肉のエアドライハム、旨味が凝縮して旨っ (≧▽≦)  

美味しいワインとシンプルなおつまみ、飽きない美味しさ。

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ちょっと燻製の効いたチーズもいい。

これまた続くシャルドネの白ワインに合う。

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「じゃ、次の赤ワインはこのハムと一緒に〜」と笑顔のパウロさんに勧められるままに飲んでいたら、べろんべろんに酔ってしまいそう…と危機感を覚えました。

パリや東京ならタクシーで帰れるけれど、ここはそうは行かない。

たとえ水上タクシーやバスでも運河まで歩いて行かなくちゃだし、基本は徒歩なのだから、、と思ったら酔わないように!

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雰囲気もファッションも、まさにこのイラストのまんま!なロレンゾさんともゆっくりお話ししたく、こちらのお店には次回も訪れたい♡

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さて、この時期初めて飲んだかも?と思ったのは、イタリア版のボージョレ・ヌーヴォー「ヴィノ・ノヴェッロ」。

ボージョレ・ヌーヴォーより一足早く解禁になるイタリアワインの新酒。

このワインがちょっと甘めで、新酒とは思えぬふくよかな香りと美味しさだったので、ボージョレ・ヌーボーより好きかも?!と思ったけれど、ボージョレ・ヌーヴォーがフランスのボージョレ地区のガメイ品種だけから造られるのに対し、「ヴィノ・ノヴェッロ」はイタリア全州で生産されていて、さらに各産地で最適なブドウ品種を使用することが認められているのだそう。

となると、かなり地域ごとに個性がありそうです☆

飲み口は軽いけれど意外とアルコール度数が高いのでほどほどに!

A domani (^_-)-☆

おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆

今日は、「男の子もオシャレに
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1694.html

 

<info>
Sotoportego del bancogiro


http://www.gallerieaccademia.org/

Enoiteca Mascareta
Calle Lunga Santa Maria Formosa, 5183, 30122 Venezia
+39 041 523 0744

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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