新広東菜 嘉禅☆
パリ暮らし中、ちょっと贅沢に中華料理が食べたくなったら、Shangri-La Hotel Paris(シャングリ・ラ ホテル パリ)かThe Peninsula Paris(ザ・ペニンシュラ パリ)」。
いつも迷って悩むものの、最終的にはあの一品が食べたくてシャングリ・ラの香宮(Shang Palace)に。
それはBuddha jumping over the wall!
Buddha jumping over the wallとは、「あまりの美味しそうな香りに修行僧(ブッダ)ですらお寺の塀を飛び越えて来る」というアワビなど高級食材が色々入った滋養たっぷりな贅沢美味スープ。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/-shangri-la-hotel-paris.html )
そもそもは伝統的な福建料理で、使われる食材や煮込み時間などお店ごとに違いがある中で、物によっては数十万円はくだらないと言われる一品。
そんな高級スープをシャングリ・ラ@パリでも美味しくいただけるけれど、大好きな香港で食して見たい!と思ってました。
最後に香港に行ったのは今から8年前。
昨年末から友人が香港でビジネスを始めたことで、この春、香港旅行を企画。
今頃はこうしてビクトリア湾を眺めながら「ザ・ペニンシュラ 香港」でランチをしている予定でした。
が、諸事情あって香港ツアー延期に…。残念!
ならば美味しい広東料理を食べようと、銀座にある「新広東菜 嘉禅」へ。
アミューズにイカ墨生地の黒トリュフ餃子。旨っ♡
前菜4種は、香港スタイルのバーベキュー盛り合わせ。
老酒漬けのエビ、中華クラゲ、ホタテを詰めた手羽、そして外カリっと中ジュージーな焼豚。
こちらのレストランは香港から取り寄せた干し鮑、フカヒレなどの伝統的広東料理と、新感覚の五感を刺激するモダン広東料理が楽しめるお店なのです。
金華ハムの香りと旨味を感じるすこぶる美味しいスープは、スープの下のフォアグラのフランとツバメの巣を混ぜ合わせながらいただく。
夫「このシャンタン、めちゃくちゃ美味いな。香港行かなくてもいいかも♬」
K「だよね〜!」
と、目の前の美味しさに香港ツアー延期でがっかり気分は雲散霧消なただの食いしん坊たち。。
長崎直送のハタを葱生姜蒸しで。
ソースは香港フィッシュソース☆
窯焼きの北京ダック。
北京ダックは昔から大好きな料理ですが、最近はたくさん食べる喜びよりも丁寧に作られた極上なものをこのくらいの量でいただくのが幸せ。
気仙沼産フカヒレの陶板姿煮込み。
久しぶりに食べ応えのあるフカヒレ料理を満喫。
しかもフカヒレを食した後、その煮込んだ旨味とフカヒレコラーゲンがたっぷりのソースを使って、
目の前で始まったのは、リゾット作り。
しかも最後に黒トリュフを削り入れて完成。これまた贅沢に美味しい。
ロブスターは蒸して豆豉ソース(右)、揚げてマンゴーマヨネーズソースに絡めて(左)の2つの調理方法で登場。
シメは焼鴨と黄ニラのあっさりヌードルスープ。
私はかなり満腹だったので麺は少なめでお願いしました。
そして最後には中国茶とセットで香港スイーツの盛り合わせが登場。
これで1人分☆
左端から時計回りに海藻パール入り杏仁マンゴースープ、ドラゴンフルーツの杏仁豆腐、マンゴープリン、お餅、いちご。
グラスデザートはいずれもしっかりボリュームで食べきれるかな…と一瞬躊躇したけれど、美味しくて完食。
昔の香港旅行の思い出やこれから行きたい香港について話しながら満腹満足になったディナーでした。
ARCHIVE
MONTHLY