
勘違いのブッラータ☆
フランス産チーズは最高!と日頃口にしているものの、パリ暮らし中に自宅の食卓に上がる頻度が一番高いのは、、
外はプリッと、中はトロトロのイタリア産“Burrata”(ブッラータ)。
生クリームと繊維状にカットしたモッツァレラを、フレッシュなモッツァレラの生地で巾着状に包んだ、イタリア・プーリア州発祥のフレッシュチーズです。
トマトや生ハム、薄くスライスしてマリネしたベトラーヴ、ヘーゼルナッツ・ピスタチオなどのナッツ類、バジル・ディルなどの香草、オリーブオイルはもちろん熟成バルサミコ酢とも合わせやすく、簡単・早・美味な前菜が完成してしまう。
大好きなチーズなので飽きることなく、しょっちゅう食べているわけですが、そんな私に友人マダムYさんが教えてくれたのが、パリ7区の“Carrefour”(カルフール)Sèvres(セーヴル)店で売っているという美味しい「ブッラータ」。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/7-4.html )
どこにあるんだろ〜?と広い店内を彷徨う。
というのも、こちらの店舗は綺麗で広くて品揃え豊富で楽しいスーパーではあるものの、アイテムごとにまとまっていなかったりで慣れないとちょっと探しづらい。
その結果、どんどん予定外のものを買ってしまう。
(歌舞伎揚げ&わさびピーとかね)
Yさんは地下1階にあるって言ってた気がしたものの、この日1階のチーズコーナー脇ではブッラータのプロモーション中で箱型の冷蔵庫に平積み。安っ!
K「これかな?見た目マルシェで見るのと同じだけど。」
夫「基本、見た目は同じでしょ。こんだけ積んであるんだし、これしかないだろ〜。」
K「でも1回で二人で食べきれる手頃サイズで、もっと安かったような…」
ちょっと腑に落ちないながらも3パック買って帰宅。
そしてその日の夜に早速1つ食べてみることに。
まん丸が可愛い♡
やっぱり思ったより大きい、重い。
ナイフを入れると中からトロトロ登場。
K「これ、外側はかなり厚めで硬いな〜。Yさんは丸ごといけるって言ってたけど…」
夫「チーズは個体差あるものだから。その硬い部分はピザトーストとかにして食べればいいし。」
K「だね。」
(外皮部分↑)
以前イタリア食品を扱うお店で伺った話では、ブッラータは鮮度が命だと。
そのお店では毎週木曜日限定でしかブッラータを並べない理由は、ブッラータは完成から48時間が最も美味しくいただける賞味期間のためイタリアからの空輸は週1なのだと。
中身のトロトロ部分を美味しいオリーブオイルとともに楽しみました。
ちなみにburrata(ブッラータ)は、「バターを入れた」を意味する“buttered”という言葉が語源にだそうで、中に入ったクリームがこっくりとしてバターのように濃厚な味わいを楽しむことができるというところから、この名前がついたと言われています。
後日、Yさんに外の皮も含めて楽しんだこのカルフール調達のブッラータについて報告。
Y「ケーコさん、それ違います!これです。」
K「え・・・」
(やっぱりそんなオチか…)
次回は間違えずにこちらのものを買いたいと思います。
楽しいけれど広過ぎるカルフール・セーヴル店でなのである。。
Carrefour セーヴル店
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