
シティ・オブ・エンジェルズ☆
順調に回復しているとは言え、右手を怪我してから行動が制約されています。
食いしん坊なのにパクパク食べられないもどかしさやフラストレーション発散のために夫が観劇など頻繁に連れ出してくれる今日この頃。
やってきたのは東京新国立劇場。
数年ぶり?な久しぶりのミュージカル鑑賞♬
トニー賞6部門、オリヴィエ賞2部門を受賞した傑作ミュージカルコメディ“City of Angels”(シティ・オブ・エンジェルズ)☆
日本語版演出は福田雄一氏。
主演は個性派イケメン俳優の山田孝之さんとミュージカル界ホープの柿澤勇人さん。
劇場入口には一人一人のキャストの写真がずらり。
主演の二人の他に元AKBの渡辺麻友さん、元宝塚の瀬奈じゅんさん、最近玉木宏さんと結婚された木南晴夏さん、スタイル抜群モデルな山田優さん、テルマエロマエでイタリア人役をやっていた勝矢さん、くせ者キャラを演じることが多い佐藤二朗さんの豪華キャスト。
(ホリプロ オンライン オフィシャルサイトより↑)
舞台は1940年代のハリウッド。(ネタバレしません)
映画の脚本家スタイン(柿澤勇人)のシナリオの世界に生きるキャラクター達。
それはL.A.の私立探偵ストーン(山田孝之)、謎の大富豪夫人アローラ(瀬奈じゅん)、その継娘マロリー(渡辺麻友)、ストーンの秘書ウーリー(木南晴夏)、ストーンと警官時代の同僚でライバルのムニョス警部補(勝矢)、ストーンのかつての恋人で歌手ボビー(山田 優)、プロデューサーのアーウィン(佐藤二朗)。
ハードボイルドなシナリオを描きたい脚本家スタイン(柿澤)がプロデューサー(佐藤)に振り回されながら四苦八苦しながら執筆する中で、シナリオの世界と現実の世界を行ったり来たりで主演の二人以外はシナリオ上と現実での一人二役の爆笑コメディー。
劇中では最近のワイドショーネタ満載、アドリブあり(?)、最初から最後まで笑いが耐えない楽しい舞台展開。
初めて観た柿澤勇人さんのキレっキレっなダンスと声量、歌唱力、ついでに脱いだ時の彫刻のような鍛え抜かれたパキパキに割れた体から目が離せませんでした。
それから木南晴夏さんは特に光ってました☆
ところで、ステージ・舞台物が好きな私はジャンルに拘らず機会があれば出かけてますが、パリでも東京でも劇場や演目によって観客の雰囲気が違うのも面白いところ。
なので幕間にドリンク片手にピープルウォッチングも楽しんでます。
例えばパリの某劇場だと全身シャネルマダムが多いとかドレスアップしたツーリスト、大学教授風のインテリジェンス漂うムッシュだらけとか。東京では劇団、劇場によってコム・デ・ギャルソン系、Ys系、愛されモテ服系、きちんとOL系、ファストファッション系等々そのファッション模様は様々。
そういう自分は何系なのか…と思ったりもしながら皆さんのオシャレを楽しませてもらっています。
(この日はバーバリーのシルクワンピースで)
(広めに開いたデコルテとパフスリーブ)
観劇・鑑賞はずっと座ったままなので、私の場合は基本的にはシワになりづらく、疲れないことが最優先。。
この日は、山田さん&柿澤さんファンらしき若い女性が多く、ファッションは花柄、オフショルダー、レース、もこもこスリッパシューズ、ラベンダーカラーなどトレンドを取り入れた華やかな方が多く、開場するなり休憩時間も含めてお土産コーナーはグッズを買い求めるそんな女性たちで長蛇の列。
「山田優ちゃんのモデル仲間風の可愛くてスタイルのいい子も多いぞ〜♡」
と、いつになく嬉しそうなのは夫…。
それにしても本作は終始笑いの連続で、思いきり笑ったらなんだかとてもスッキリしました。
カーテンコールでは、最後に出演者全員がステージから客席に降りてきて、走り回りながら観客とハイタッチのサービスで大いに盛り上がったコメディミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ 」でした。
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