
シャネルのワンピース
どうでもいいことですが、モード界の大御所・カール・ラガーフェルドは長年、生年月日を
公表してしなかったそうですが、先日雑誌のインタビューで1935年生まれであることを
カミングアウト!?
78歳には見ない!やっぱりモード界に生きる人、オシャレな人は若く見えることが多い。
(オシャレ人間は長生きという説も・・・)
そんなカール様のシャネルの洋服は夢があるものが多く、雑誌で見てもその凝った作りにうっとり♥
(フィガロ・ジャポン5月号より↓)
そしてそのお値段を見てビックリして現実に引き戻される・・・。みたいな。
日本で買ったらすんごい高い、パリで買っても高いシャネルの洋服。
私の場合、シャネルの洋服を堂々と見れるのはソルド(セール)の時ぐらい。
それも店員さんと仲良しのTさんが一緒でないと入っていけない。
一人で試着などできない・・・。
そんな私でも普段躊躇なく触れられるのは、ヴィンテージや委託販売のお店。
というワケで帰国前に偶然Maison de Fan Fan(メゾン・ド・ファンファン)で出会ったのが
この黒いワンピース。
「このワンピース、HPに載ってましたっけ?」と思わず尋ねると、
「あれ?載せてなかったかも?!」と答えるお店のマダムYさん。
(マダムのそういう穏やかな雰囲気がまた好きなのですが♥)
そしてやっぱり本当に欲しいもの、素敵なものは体を動かした時に出会うよね~
なんて思ったりもます。
で、このワンピース、上の画像はお直し前。
このままでも着れたのですが、バスト&ヒップまわりが若干大きい。
というワケで東京に持ち帰ってお直しに出していたものが昨日出来上がったのでした。
着てみた。これがお直し後。
体を入れるとスーっと肌に優しくフィットするシルクの着心地がとてもいい☆
ちょっと陽のあたる場所にできると光沢感もいい感じ。
で、お直し屋さんの方が言いました。
「ヨーロッパの洋服ってデザインが素敵ですよね。でも素敵な服ほど自分一人で
脱ぎ着ができない、難しいものが多いのが特徴でもあるんですよ。」と。
確かにこのワンピースの後ろは留めづらい!
一見簡単そうなボタン2個に見えるのですが、ちょうど肩甲骨の下あたりに位置することと、
このボタンの内側にスナップ、ファスナーの上にはホックと、それが一人じゃ本当に難しい!
でも~、一人じゃ着れない服、脱げない服ってなんだかセクシーでイイわね~♥
とキレイに直ったワンピースにご満悦。そして、
K 「ちょっとちょっと後ろ留めて~♪」
夫 「一人で着れない服なんて買うんじゃない!」
全くセクシーだとは思われていないようだ・・・。
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☆おまけのパリ☆
私自身も活字離れをしていることを反省することが多いのですが、パリで古本屋さんの
前を通ると、いつもわりと沢山の人が真剣に本を探してます。
読むべき本、読みたい本は沢山あるのですが・・・。
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