
ミモザでオレンジ☆
パリの1枚
コリコリの生牡蠣が食べたくなる季節。
できればガイドブックを片手に本場ブルターニュへ行って魚貝三昧な旅を。
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気がつけば約1年ぶり?と久しぶりに南青山の中華・上海料理レストラン“Mimosa”(ミモザ)へ。
メニューもワインリストも変わり、気になるもの、食べたいみたいものが色々でメニュー選びがいつもより難航?!
でもまずは、ここに来たなら絶対いただく定番メニュー「大根パイ」。
全くグリーシーではないサッサックのパイ生地の中に金華ハムなどの旨味が染み込んだ熱々ジューシーな大根がたっぷり詰まった大根パイ。
うっま♡
五香の湯葉揚げ☆
トロトロの甘み抜群の湯葉をぐるぐると巻いて揚げ、甘めのタレに五香を効かせた、こちらも定番メニュー。
大根パイもこちらもかなり熱々料理ですが、この温度が炎の料理・中華ならでは!?
フレンチではこんなに高温で食べる料理はほとんどなく、スープであってもレストランではフーフーする温度ではサーヴされないので猫舌の私には食べやすいのですが、この熱々は美味しいけれど火傷注意です。
ワインリストにイタリア・フリウーリ州のオレンジワインを発見☆
すっかりオレンジワインブームの我が家なので迷う余地なく見つけた瞬間、ダン!
今回選んだ料理全般に合う、しっかりめのワインで、改めてオレンジワインの守備範囲の広さと美味しさを実感しながら南シェフが作る老上海料理の数々には、オレンジワインはとても合うのではないかと個人的には思いました。
野菜メニューは本日のオススメを。
火が通っているのにクタッとせずに程よい歯ごたえが残るこの炒め技とベーコンのようなお肉の旨みがシンプルだけどとても美味しかった一品。
そして肝心の中国野菜名はすっかり失念。
聞いたそばから右耳から左耳に抜けてしまいまいした…。
イカの炒め物ですが、イカに入れられた包丁が芸術的に美しく、口に入れると引っかかるところが全くないソフト食感。これまた炒め物なのにとろけるようで驚かされました。
あれこれ添え物やソースでデコレーションされずに食材の美味しさを最大限に引き出されたお料理の数々に「美味しいね〜」しか言葉が出ず。
アイナメの香り蒸し。
この手の中華の蒸し魚料理が大好きですが、特にこちらのお店のものは出汁のでたソースも絶品♡
夫「これ、白ご飯にかけて食べたくなるな〜」
K「かけたら止まらないよね…」
そんな会話がお店の方に聞こえてしまい「軽めにご飯お持ちしましょうか?」と。
と言うわけで魚を食べ終わった後はソースを白ごはんにかけてがっつりいただきました。
こうしてご飯もいただいたので最後はデザートのつもりだったのに、、ネギ蕎麦オーダー。
これがまたツルっとさっぱりでペロリ。
すっかり満腹で残念ながらこの後にデザートが入る余地なし。
どうでもいいけれど、この日のバッグはらしくないヴィトンのスエードのオレンジ。
秋冬のダークにまとめがちなファッションに差し色的に投入する紅葉バッグ(勝手に命名)。
と、久しぶりのミモザで美味しい料理とオレンジ(ワイン)をエンジョイしました。
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