35年ぶりの新作☆村上開新堂
パリの1枚。
真夜中の公園は、マグリットが描く世界みたい。
*******
渋谷西武デパ地下のスーパーで夕ごはんの食材の買い物をした後は、最後にコムダビ(いつも通り)♬
諸国銘菓コーナーをチェック!
「35年ぶりの新作」、その枕詞に思わず手にしてしまった「京都・村上開新堂」の焼き菓子。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/cafe-gourmand.html )
明治40年(1907年)創業の老舗、京都で最も古い歴史を持つといわれている洋菓子店「村上開新堂」。
なかなか本店に行く機会はないので、こうして都内で見かけたらゲット♡
そんな村上開新堂の35年ぶりの新作とは、意外にもマドレーヌ。
箱の表は、レトロモダンなカリグラフィーで店名が記され、内側には漢字で。
京都本店内に飾られた「開新堂」の書は明治の三筆の一人、日下部鳴鶴によるものだそう。
1つずつ個装になったマドレーヌは昔ながらの細長いシェル型。
少しオーブンで温めて紅茶とともにいただきました。
焼き加減が程よく、しっとり柔らか食感で、たっぷりのバターと小麦粉の香りの中に優しく香るラム酒の香り。
素っ気ないほどにシンプルで素朴なスタイルですが、上質な優しさを感じました。
と言うのも、ここ数年のパリのマドレーヌブームでは豊富なフレーバー、クリーム入り、サレ系とアレンジされ主張も個性も強め。
最寄りのマルシェでもつい買ってしまうのですが、最近はそんな派手め?なマドレーヌに慣れていたせいか、「村上開新堂」のマドレーヌのクラシックな味わいは逆にとても新鮮でした。
それにしても、代表的焼き菓子の「マドレーヌ」が新作というのは意外。
これまで本当になかったのかな〜と思いながらパクパク。
改めてお店のサイトをチェックしてみると、きちんと明記されておりました。
4代目が35年ぶりに新商品となる「マドレーヌ」と「寺町バニラプリン」を発売と。
夫「朝、焼きたてのマドレーヌの香りで目が覚める。そんな風にマドレーヌを焼いてくれる奥さんっていいよなー!」
美味しいマドレーヌを食べるたびに口にする戯れ言。
映画←トランスポーターの見過ぎだよ!
K「朝から小麦粉ふるってる余裕なんてあるわけないでしょ…。そもそもあの映画、主人公ジェイソン・ステイサムは元特殊部隊のマッチョで、孤高の一人暮らしなのにそんな男のキッチンにマドレーヌ型があるのが摩訶不思議。」
ARCHIVE
MONTHLY