
猪年☆ぼたん鍋とアマローネ
パリの1枚。
メトロ構内のデザインは色々とユニークでお気に入りがいくつかあります。
そのひとつがArts et Métiers(アールゼ メティエ=工芸)駅。
近くに工芸博物館があることに由来する駅名。
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今年は門松を飾ることは怠ったかわりに、お正月らしいお花を用意。
感性の赴くままに活けました。
と言いたいところですが、近所のお花屋さんによるアレンジです…。
めでたき賀正、お花があると部屋も気持ちも明るくなりますね〜と実感。
そしてお節料理&お雑煮もしっかり満喫、いい感じに飽きたところでまた熱々鍋料理の登場です。
今年は猪年!
と言うわけでで、ぼたん鍋(しし鍋)を用意しました。
猪肉にたっぷりの山椒を振りかけてスタンバイ。
昆布で出汁を取り根菜色々、きのこ色々、こんにゃく、生麩、猪肉つくね、春菊、三つ葉などを味噌で煮込む。
ジャジャーン♬と蓋を開けた瞬間はなかなか綺麗に完成していたのですが、写真など忘れまっしぐらで食べ始めてしまい気がついたらもう鍋はぐちゃぐちゃ、この有り様。。
取り皿に生卵を破り、薬味的に万能ネギ・山椒・七味はお好みで。
が、ネギが切れてな〜い。
煮込むほどに美味しくなる猪肉は脂も少なくヘルシー☆
大好きなお肉の一種なので、パリでもメニューにあれば“sanglier”(サングリエ=猪肉)はよく食べます。
でもこうして味噌鍋でいただくのは、やはり日本ならでは!
ワインは、一昨年のヴェネツィア旅行の際に買ったMasi Agricola S.p.A.(マッジ アグリコーラS.p.A.)のイタリアワイン“Masi Campolongo di Torbe Amarone della Valpolicella Classico”(マァジ マッツァーノカンポロンゴ・ディ・トルベ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ クラッシコ)2011。
イタリアの「アマローネ」は特に好きな赤ワインですが、今回飲んだこの1本は黒蜜のようなぽってりとした濃厚さとレーズンの凝縮感たっぷり。
香りは甘いけれど味は甘くなく、苦味が美味しい芳醇フルボディタイプ。
味噌ベースのお鍋によく合いました。
こうして美味しく猪肉をいただいたところで、今年は猪突猛進!
いろんなことでブレないように、本当に大事なことや好きなことに邁進しようと思います。
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