
Restaurant UOZEN☆リニューアル後、初めて訪問
夫を伴って今年初めての新潟帰省。
このところすっかりその楽しみの一つになっているのが、三条市にある『Restaurant UOZEN』(レストラン・ウオゼン)での食事。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/uozen-1.html)
地元の食材を活かした、ミシュランガイドブック二つ星のモダンフレンチで、新潟市からはやや距離もありますが、わざわざ行きたいと思う大好きなレストランです。
2年前のお店の改装リニューアル後は、初めての訪問です。
と言うわけで、まずは店内の様子を。
まだ寒い新潟、薪ストーブは大活躍。
ウオゼンといえばジビエ。
いろんな動物の骨や毛皮がオブジェに。
これは海亀。
「食前酒とアミューズは、ゆっくりソファ席でいかがですか?」
と言うことで喜んで。
目の前に並べられたアミューズ3種はどれも美味しそ〜。
じゃ、乾杯!
この日、弟にドライバーを頼み3人で伺いました。(弟はノンアルコールです)
イワシのマリネ
イノシシタルトには猫は興奮?のまたたびピクルス添え
ジビエドッグ
毎度子供時代を思い出させてくれるアメリカンドッグ。
いつもこのくらいのミニサイズのものをお弁当に入れてもらってたよね〜!と姉弟は懐かしくなりました。
では、カウンター席へ移動。
リニューアル後、大きなL字型カウンター席が設けられ、食事はここでいただきます。
他のお客様もいらしたのでカウンター全体図は撮ってませんが、長めの6人がけのところに私たち3人。
どっしり厚く大きく立派な木のカウンターで、他にも随所に木へのこだわりを感じられるダイニングフロア。
さぁ、では背筋を正していただきましょう!
シグネチャーディッシュな「牡丹海老のブイヤベース仕立て」は、本当に何度見ても食べても感動的だ\(^o^)/
今回また改めて感激したのは、ワインペアリングの素晴らしさ。
一皿一皿とのマリアージュが見事で、これぞワインペアリング!と心酔しきり。
弟はノンアルコールペアリングでしたが、そちらもこれまでの経験で一番の、空前絶後?!なペアリングだったそうで、楽しい美味しいと感動しまくり。
佐渡産毛蟹・バターナッツと村上産いくら、お米パフ
自家製ヨーグルトムースとパン
蕎麦粉ガレット、今回はイノシシ♡
クレソン・サンショウ・ソースサバイヨンソースで。
雪下白菜にコンテチーズ&黒ニンニク
秀逸だったのは、仕上げにかけていただいたヴァン・ジョーヌソース。
ヴァン・ジョーヌ(Vin Jaune)は、フランス東部ジュラ地方の特産ワインで、完熟したサヴァニャン種葡萄を使った黄色の辛口白ワイン。
好きなワインで、私には遠い昔のフランスでの優雅な(あの頃は合宿状態ではなかった...)思い出の味。
当然ペアリングは、Vin Jauneでしょと思ったのに、合わせられたのは、イタリアのオレンジワイン。
このレストランのワインペアリングは一捻り、ニ捻りあり、それはコストの関係や単純に料理に使ったお酒からのセレクトでないことを感じるワインばかり。
それを更に強く感じたのは、今最も入手困難な日本ワインの一つと言われる北海道余市町の「Domaine Takahiko」(ドメーヌ タカヒコ)のワインの登場。
そのワインに合わせられたお料理は、ヤマドリのラビオリ。
ヤマドリダケ、ポルチーニ茸、ナラタケなどのキノコと共に。
いつも通りWメインという贅沢で、まずは本州鹿にアレッタを添えて。
アレッタは、ブロッコリーとケールを掛け合わせた野菜です。
黒い斑点は、鹿の干し肉!これがまた素晴らしい旨味。
2品目は、真鴨ロワイヤル☆
ジビエソースには、クマの手が入っているそう!
雪下人参のピューレが甘く美しい。
デセール1品目は、ツキノワグマのアイス・越後姫(苺)&ビーツソース。
クマの内臓脂肪のアイスなのですが、これが全然脂っこさや臭みがなく、サラサラした味わいで衝撃!
しかもとても美容効果が高いんだって〜♡
コシヒカリのリ・オ・レ、佐渡ミカン&金柑。
こんなにふわっと軽やかなリオレは初めて。
食後の飲み物とミニャルディーズは再びソファー席へ。
ファーブルトン、よもぎわらび餅。
リニューアル後も益々美味しく、新潟食材に溢れ、どのお皿からも新潟の自然と文化を感じるガストロミー体験となりました。
*****プチっと東京*****
近所にこんな鳥がいるとは知らなかった。
その様子が可愛くてしばし観察。
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