Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

RESTAURANT ZEUGHAUSKELLER☆ツォイクハウスケラー

夫「ここです!」

K「ワッ♡エルメス。まさかチューリッヒ記念にエルメスをプレゼントしてくるなんて〜ダンケ!」

IMG_5467 copy.jpg

夫「パリから来てそれはないだろ」

K「言ってみただけですよ。そもそも閉店しているし、パリにないレアもの狙うなら明日でしょ」

夫「日曜でお休みだよ」

K「・・・。」

そんな話をしながらエルメスの2階なの?と思いきや、その建物裏手にあるのがチューリッヒの老舗レストラン『RESTAURANT ZEUGHAUSKELLER』(レストラン・ツォイクハウスケラー)。

IMG_5487 copy.jpg

入った瞬間、ものすごい活気で、楽しげ、美味しげな雰囲気に溢れまくり。

IMG_5897 copy.jpg

予約時間より20分ほど早く着いてしまったので、しばらく外で待つつもりだったのですが、お店の方に伺うと2人席は予約時間まで空かないけれど、丸テーブルの相席でよければすぐにご案内できますと。

この賑やかな雰囲気なら知らない人とテーブルを囲むのも楽しそう!と、丸テーブル席に。

IMG_5472 copy.jpg

ジュネーブからのカップルと、カナダからの3人家族と一緒に7人で座りました。

この賑わう『RESTAURANT ZEUGHAUSKELLER』(レストラン・ツォイクハウスケラー)は、その昔 "武器庫(兵器庫)" として利用されていた場所で、 500年の歴史ある建物を改造してできたレストランです。

IMG_5468 copy.jpg

日本のガイドブックはもちろん、どんな国のガイドブックにも載っていると言われるほどのチューリッヒ観光名所のひとつだそう。

なので最初は、ちょっとツーリストトラップ的に名所ではあるものの料理の味は、イマイチなのかなぁと期待値やや低めだったのですが、私達夫婦は満喫しました(^o^)

IMG_5896 copy.jpg

ドイツ語がよく聞こえてきたので、私たちのテーブルを担当してくれてたスタッフさんに尋ねてみると、お客さんは観光客だけではなく地元っ子も多いのだそう。

どうでもいいことだけど、その店員さんはナイスでイケメンで、なんの引っかかりもなくTVチャンネルが変わるように相対した相手に合わせてドイツ語、フランス語、英語が切り替わる。

そのベラベラな様子はまさにスイス人ね〜と感心。

28v4biA93SJjWYl1679186262_1679186287 copy.jpg

次々にお皿にスタンバイされ、メインの料理の出待ちになっているのが、スイス・ドイツ語圏をおもいきり代表する郷土料理「Rösti」(ロスティ)(レシュティとも言うらしい)。

ジャガイモの細切りを炒めたもので、元々はベルン州の農家の一般的な朝食だったそうですが、今日ではスイス全土に広まり、スイスの国民食な一品。

IMG_5478 copy.jpg

そんなこんがり焼き立てロスティを添えた白ソーセージを前菜にチョイス。

真っ先に口に運んだそのロスティは、感激的にうっま〜い!

IMG_5473 copy.jpg

昨年秋にスイス・ルツェルンを旅してから我が家にソーセージブーム到来☆

しかもそれはこの白色の仔牛肉の「Weißwurst」(ヴァイスヴルスト)。 

IMG_5474 copy.jpg

焼きではなく水やブイヨンなどで茹でて調理され、皮を破って食べます。

ユニークなのは、甘いマスタードと一緒にいただくこと。

こちらのお店ではプルーンが添えられていました。

IMG_5474 copy.jpg

ワインはもちろんスイスの伝統的な白ワイン「シャスラ」。

今回の滞在では食事のワインは全てシャスラと決めていた。

お土産ワインもシャスラに決めていた。

IMG_5476 copy.jpg

メイン料理にレバー好きの夫は、Geschnetzelte Kalbsleber。

お店のスペシャリテのひとつで、仔牛のレバーをバターでソテーした料理です。

こちらにもドドーンとおもいきりロスティ添え。

IMG_5479 copy.jpg私は本日のオススメメニュー。

ドイツ語名をメモし忘れてしまったのですが、ペッパーソースの鹿肉ハンバーグ。

メニュー上の付け合わせは、ロスティだったのですが、流石にちょっと飽きそう…と思っていたら、例の担当スタッフさんが「ポテトサラダにチェンジできますよ」と。

IMG_5480 copy.jpgポテサラと言っても日本のポテトサラダというよりマッシュポテトでしたが、これまたジャガイモが美味しいのでペロリ。

もちろんお肉も美味しかった☆

IMG_5481 copy.jpg

ロスティ効果でかなり満腹になってしまいデザートまでたどり着けずでしたが、

IMG_5482 copy.jpg

おもいきり満腹満足でお店を後にしました。

IMG_5485 copy.jpg

またチューリッヒに来たら必ず来たいと思います☆

 

<info>
RESTAURANT ZEUGHAUSKELLER
Bahnhofstrasse 28A, 8001 Zürich Switzerland
 

*****おまけのパリ*****

MOF(Meilleur Ouvrier de France)のパティシエYann BRYS氏のパティスリー『Pâtisserie Tourbillon』は、パリ4区のサンルイ島のちょっと喧騒から離れた落ち着いた通りに面しています。

IMG_1230 copy.jpg

シグネチャーなグルグル巻き巻きデザインのケーキを買って目の前のセーヌ川で食べるもよし。

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

フィガロワインクラブ
Business with Attitude
キーワード別、2024年春夏ストリートスナップまとめ。
連載-パリジェンヌファイル

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories