
RESTAURANT ZEUGHAUSKELLER☆ツォイクハウスケラー
夫「ここです!」
K「ワッ♡エルメス。まさかチューリッヒ記念にエルメスをプレゼントしてくるなんて〜ダンケ!」
夫「パリから来てそれはないだろ」
K「言ってみただけですよ。そもそも閉店しているし、パリにないレアもの狙うなら明日でしょ」
夫「日曜でお休みだよ」
K「・・・。」
そんな話をしながらエルメスの2階なの?と思いきや、その建物裏手にあるのがチューリッヒの老舗レストラン『RESTAURANT ZEUGHAUSKELLER』(レストラン・ツォイクハウスケラー)。
入った瞬間、ものすごい活気で、楽しげ、美味しげな雰囲気に溢れまくり。
予約時間より20分ほど早く着いてしまったので、しばらく外で待つつもりだったのですが、お店の方に伺うと2人席は予約時間まで空かないけれど、丸テーブルの相席でよければすぐにご案内できますと。
この賑やかな雰囲気なら知らない人とテーブルを囲むのも楽しそう!と、丸テーブル席に。
ジュネーブからのカップルと、カナダからの3人家族と一緒に7人で座りました。
この賑わう『RESTAURANT ZEUGHAUSKELLER』(レストラン・ツォイクハウスケラー)は、その昔 "武器庫(兵器庫)" として利用されていた場所で、 500年の歴史ある建物を改造してできたレストランです。
日本のガイドブックはもちろん、どんな国のガイドブックにも載っていると言われるほどのチューリッヒ観光名所のひとつだそう。
なので最初は、ちょっとツーリストトラップ的に名所ではあるものの料理の味は、イマイチなのかなぁと期待値やや低めだったのですが、私達夫婦は満喫しました(^o^)
ドイツ語がよく聞こえてきたので、私たちのテーブルを担当してくれてたスタッフさんに尋ねてみると、お客さんは観光客だけではなく地元っ子も多いのだそう。
どうでもいいことだけど、その店員さんはナイスでイケメンで、なんの引っかかりもなくTVチャンネルが変わるように相対した相手に合わせてドイツ語、フランス語、英語が切り替わる。
そのベラベラな様子はまさにスイス人ね〜と感心。
次々にお皿にスタンバイされ、メインの料理の出待ちになっているのが、スイス・ドイツ語圏をおもいきり代表する郷土料理「Rösti」(ロスティ)(レシュティとも言うらしい)。
ジャガイモの細切りを炒めたもので、元々はベルン州の農家の一般的な朝食だったそうですが、今日ではスイス全土に広まり、スイスの国民食な一品。
そんなこんがり焼き立てロスティを添えた白ソーセージを前菜にチョイス。
真っ先に口に運んだそのロスティは、感激的にうっま〜い!
昨年秋にスイス・ルツェルンを旅してから我が家にソーセージブーム到来☆
しかもそれはこの白色の仔牛肉の「Weißwurst」(ヴァイスヴルスト)。
焼きではなく水やブイヨンなどで茹でて調理され、皮を破って食べます。
ユニークなのは、甘いマスタードと一緒にいただくこと。
こちらのお店ではプルーンが添えられていました。
ワインはもちろんスイスの伝統的な白ワイン「シャスラ」。
今回の滞在では食事のワインは全てシャスラと決めていた。
お土産ワインもシャスラに決めていた。
メイン料理にレバー好きの夫は、Geschnetzelte Kalbsleber。
お店のスペシャリテのひとつで、仔牛のレバーをバターでソテーした料理です。
こちらにもドドーンとおもいきりロスティ添え。
私は本日のオススメメニュー。
ドイツ語名をメモし忘れてしまったのですが、ペッパーソースの鹿肉ハンバーグ。
メニュー上の付け合わせは、ロスティだったのですが、流石にちょっと飽きそう…と思っていたら、例の担当スタッフさんが「ポテトサラダにチェンジできますよ」と。
ポテサラと言っても日本のポテトサラダというよりマッシュポテトでしたが、これまたジャガイモが美味しいのでペロリ。
もちろんお肉も美味しかった☆
ロスティ効果でかなり満腹になってしまいデザートまでたどり着けずでしたが、
おもいきり満腹満足でお店を後にしました。
またチューリッヒに来たら必ず来たいと思います☆
*****おまけのパリ*****
MOF(Meilleur Ouvrier de France)のパティシエYann BRYS氏のパティスリー『Pâtisserie Tourbillon』は、パリ4区のサンルイ島のちょっと喧騒から離れた落ち着いた通りに面しています。
シグネチャーなグルグル巻き巻きデザインのケーキを買って目の前のセーヌ川で食べるもよし。
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