
中正記念堂☆ チョンヂォンジーニエンタン
☆台湾バカンスブログ☆
同じ東アジアでありながら、日本との歴史も密接でありながら、今回訪れてみて感じる知らないことばかりの台湾。
台湾は国家なのか?現在、日本を含め欧米のほとんどの国が台湾を国家承認しておらず、国交を持つのはわずか13ヶ国だそう。
台湾独立とは?親日国と言われる理由は?複雑な中台関係や今後のアメリカおよび日本との関係は?等々、今回のバカンスで改めて知ったこと、現在の情勢について感じ考えることは色々。
(個人的な政治的見解はこのブログではちょっと置いておきます)
そんな話を夫と二人「あーだよね」「こーだよね」としながら向かった『中正記念堂』(チョンヂォンジーニエンタン)に到着。
台北観光の代表的スポットで、高さ70mの青い八角形瓦屋根が印象的且つ壮大な紀念堂。
日本統治終了後、台湾を支配した中国国民党政府の故蒋介石総統を記念し、1980年に建てられた建築物です。
中正というのは蒋介石の字(あざな)のこと。
字(あざな)とは、中国において、姓・名以外につけた別名・通称のことで、古代中国では男子は20歳で持つことができたそう。
蒋介石が亡くなった翌年の90歳の誕生日となる1976年10月31日に着工し、5年目の1980年の命日4月5日に一般開放されました。
この記念館や広場は幾度か名称が変わり、そのことからもここはある意味で台湾の政治状況を写す鏡ともいえるそう。
大ホールへと続くその階段数は、蒋介石の享年と同じ89段。
(暑い日に階段、ちょっとしたエクササイズだったわ〜)
蒋介石の巨大ブロンズ像の高さは、6.3m。
その像は、彼の故郷で、最期まで帰国が叶わなかった中国大陸の方向を向いて座っているといわれています。
さて、ここでの見どころ、目玉のひとつとなっているのが、巨大ブロンズ像の前で行われる衛兵の交代式。
衛兵交代式には、 台湾の陸、海、空軍から選りすぐりの精鋭たち が選ばれ、それに選ばれる衛兵は、身長や体力などが重要視されるだけでなく、お顔も!?つまりイケメン、容姿端麗という噂。
それぞれの軍服は、陸軍はカーキ、海軍はホワイト(冬はネイビー)、空軍はブルー。
毎日9:00~17:00の間、1時間毎に行われるということで、この日も続々と人が集まってきました。
規制ロープが用意され、場所取りに気合いを感じる女子たちのワクワクした空気が伝わってきた?!
夫「あと20分ぐらいだけど見てく?」
K「今日はパスします。イケメンは好きだけど、もうお腹すいて倒れそう」
と、いつも通り花より団子な私は待てず。。
ちなみに、建物の八角形の屋根 は「忠、孝、仁、愛、信、義、和、平」という孫文が唱えた八徳を表し、天井には国章「青天白日」の徽章があります。
それにしても、こちらも敷地が非常に広く、空も広く高く、開放感大でスケール大。
敷地総面積は25万㎡、東京ディズニーランドの約半分の広さだと。
本館1階には、お土産ショップ、カフェ、郵便局、そして蒋介石についての展示室「蒋公文物展視室」もあります。
緑も多く、散歩にも気持ち良い。
また、記念堂の前方両脇には、中国古典風の建物があり、それは「國家音楽廳」と「國家戯劇院」で、コンサートや演劇が催されているそう。
いつか機会があれば、こちら訪れてみたいです。
それにしても暑い。
日陰を辿ってランチを食べに行きます♬
*****K子のつぶやき*****
大好きな『KAMAKURA OGAWAKEN』(鎌倉小川軒)のレーズンウィッチ♡
思わず飛びついた理由は、初めてのコーヒーフレーバー☆
ゴロゴロと詰まったレーズンと香ばしいコーヒー味が大変合う。
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