快気祝いはSans Déconner☆
パリの1枚。
流れが緩く、セーヌ川の水面に映ったエッフェル塔がとても綺麗な日がありました。
川は季節によって日や時間帯によって違った表情を見せるので飽きない。
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右手首骨折から約2ヶ月、主治医からようやく完全にギプスを外してOKのゴーサインが出ました。
と言うわけで、とりあえず快気祝いへGo!
サンテっ!!と、まずは冷えたビールで乾杯。
先日いただいてからすっかり好きになったこのビールは、La Brasserie des Voironsというフランス・サヴォワ地方のブラッスリー発のもの。
ホワイトビールで地元の17種類ハーブを一年掛け液体抽出の後、ワイン樽で熟成させて作られ、10年くらい寝かせられるというので、ビールなのにワインっぽさが感じられます。
黄色いお皿に黄色いトルティーヤがなんだか可愛い。
スペインのオムレツ料理、トルティーヤ(トルティージャ)で始まった快気祝いディネは、渋谷区松濤のフレンチレストラン“Sans Déconner”(ソンデコネ )で☆☆
ぽってりと肉厚なホタテに綺麗な緑の大根(辛味がなく、歯ごたえ良し)、ナッティなノワゼットバターとアンチョビの塩味が効いた一皿。
レモンゼリーと大きめのクルトンにイクラクリームが入ったサツマイモのヴルーテ。
今日ヴルーテが出るならカボチャだと思っていたので(インスタにカボチャ画像)、「サツマイモ」とはいい意味で裏切られた感じ?!
こちらのお店の楽しいところはお料理が日替わりだったり、その瞬間に渋谷シェフのひらめきで当初の予定から料理が変わること。
そんなライブ感をカウンター席から楽しんでいます。
続くワインは、犬と狼のエチケットに惹かれて選んだアルザスの白ワイン、ドメーヌRietschの“Entre Chien et Loup”。
セパージュを確認するも聞いたこともない地葡萄品種(=覚えれられない)でしたが、ミネラル豊富でレモンぽい酸味がサツマイモのヴルーテのレモンと偶然一致☆
ワイン名の“Entre Chien et Loup”(犬と狼の間)とは二人は似た者同士ってことかと思いきや、フランス語で犬と狼の区別がつかない時間帯のことを指し、それは黄昏時のことなのだそう。
魚料理は鰆と白いんげん。
真っ赤なセミドライトマトの甘味と酸味、ほんのりパウンダーは青海苔?
夫「青海苔じゃないと思うけど…」
K「なんか旨味と磯っぽさが青海苔なんだけどな〜。あとでシェフに確認しよう。」
と言って確認忘れました。。
ネギを背負ってやってきたよ〜的な鴨肉はイチジク添えて♡
つくづく感じるのは、渋谷シェフはいとも簡単そうに目の前のでチャチャチャと仕上げてしまうのに、プレゼンテーションがとても綺麗。
外科手術?みたいな長〜いピンセットを手にプラモデルを作るようにあーだこーだと長々時間をかけていじくりまわしその間にどんどん料理が生気を失っていくかのような厨房シーンも見たことをもあるけれど、それとは真逆のスピード&リズム感。
美しいレッド♡
美味しくてまたまた尋ねる前に食べ終わってしまったけど、鴨の上のパンデピスのようなパウダーが印象的でした。
右上の柑橘を効かせたブリーがワインにも合ってて旨っ。
今回のレモンクリームにはメレンゲトッピング。
毎回どんなアレンジがされるのか楽しみな最初のさっぱりデセールです。
濃厚バニラアイス♡
どうでもいいことですが、最近欲しいのがアイスクリームメーカー。
K「誕生日に買って〜」(でも誕生日にキッチンツールなんて、らしくないな…)
夫「前に買ったヨナ○ス、どうした?あれ使ったの3回ぐらいじゃない??」
そう言えばそんなものがあったな…。アイスクリームメーカーとは別物だけど。。
最後は秋らしく栗と梨とマスカルポーネのデセール♡
それにしてもギプスが無いって腕が軽い!幸せ!美味しいものがより美味しく感じ、引き続きもリハビリ頑張ろうと思った快気祝いの夜でしたo(^-^)o
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