春のSans Déconner☆大人デート
昨年秋に新たなコンセプトを掲げリニューアルした東京渋谷にあるレストラン『Sans Déconner』(ソンデコネ)へ。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/sans-deconner-6.html )
生ハムのマリトッツォのアミューズでスタート。
微妙に懐かしいマリトッツォ!
一時期は大人気、一世を風靡した感の大ヒットスィーツでしたよね〜。
最近はあまり見かけなくなったけれど、それを今こうしてサレ味(塩味)でアレンジするところに澁谷シェフのエスプリを感じますけど♡
と、なんだか今夜も楽しいお料理が続きそうな始まりでした。
ワインはサヴォワ地方の白ワインをチョイス。
続く3品のアミューズは、シャキシャキのレタスを手掴みでいただくカニサラダ&うすい豆、季節の苺のガスパチョにはカリっと香ばしい蕎麦の実がアクセント。
そして赤座海老。
一見とてもシンプルに見えますが、単に良質素材を組み合わせたわけではなく、赤い大根がライムでマリネされていたり、実は大変複雑な一皿。
赤座海老の甘味と旨味にクリーミーなブッラータ、大根の酸味と歯ごたえ、文旦?のような柑橘のコンビネーションは芸術的...!
毎度腹ペコで伺うので、つい勢いでパクパクと食べてしまうこともあるのですが、丁寧に味わうほどに気づきや発見があって楽しく、凝ってる〜!と驚きと感激の連続。
<白い共演!?なホタテと白アスパラガス、キャビアのせ>
いつから私はこんなにイカ好きなのか?と自分でも思うけれど、本当に大好きな食材。
胴体、外套膜部分と足のゲソ部分は全く異なる食感と味、そしてイカ墨と1杯でどんだけ楽しませてくれるんだ、お前♡と惚れてます。
<ほんのりバスク料理のピルピルを感じた白イカ&春キャベツ>
お肉料理は、Pintade(パンタード:ホロホロ鳥)。
ムネ肉とモモ肉の2種類盛り、しかもフォアグラ付き。
フォアグラは、とてもクリーミー美味で驚きました。
苦味のある黄色い蕪クリーム、酸味のブラッドオレンジと合わせながら赤ワインと一緒に。
デセールは3種類。
レモンクリーム&ビーツソース、ババ、アーモンドアイス&ピスタチオクリーム。
勿体ぶらずに3つ同時にサーヴ。
でもこうして3つ並ぶと配色バランスの良さが際立つ。
そのへんも当然考慮されてるんだろうな〜さすが!
と言うわけで、春のSans Déconnerの、澁谷シェフの、コース料理を堪能しました。
お店のコンセプトが変わってから以前のワイワイと賑やかな様子から一変、雰囲気は大人シックな隠れ家レストランに変わった印象です。
(と言っても私もリニューアル後はまた2回しかお邪魔していないんですけどね)
しっぽり大人デートな気分で今後も楽しみに伺いたいと思っています。
*****K子のつぶやき*****
ついにゴンドラに乗れる日がやってきた。
って、ここはどこ?!
正解は後日(^_−)−☆
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