
白く新しいSans Déconner(ソンデコネ )☆
このブログでは、お馴染みの!大好きな東京渋谷区松濤にあるフレンチレストラン『Sans Déconner』(ソンデコネ )が、今年11月14日にリニューアルオープン☆
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/sans-deconner-5.html)
あの緑のファサードは、真っ白に。
そして渋谷将之シェフも以前のエプロン姿から、パリッと真っ白なコックコート姿に!
そんな肝心のイケメン姿を撮り忘れてしまったダメブロガー。。(次回必ず!)
更にお店のカードもホワイトに。
渋谷シェフのまっさらに新しい気持ちを感じる白が色々です。
そしてお料理は構成は、テーブル席でコース10皿(¥15,000税込)要予約、ドリンクのみカウンターで(予約不要)というスタイルになりました。
新しいソンデコネ ディッシュ早く食べたい!というわけで、夫と二人で出かけました。
ふわっと好い香りを放ちながら、まず運ばれてきたのは、自家製ブリオッシュ。
ブリオッシュ好きとしては、猫まっしぐらで食べたくなる衝動をちょっと堪えていると、テンポよくテーブルにアミューズ2皿が並べられました。
<梨とイカとブラータ>
冷たくクリーミーなブラータにダイス状のねっとり食感のイカが抜群に美味しく、梨の酸味と甘味、ヘーゼルナッツの香ばしさが複雑に絡み合う。
<生ハムを載せたカニとリコッタのクロケット>
プチプチ食感の衣は、ポレンタゆえ。
生ハムの程よい塩気もアクセント。
<ホタテ>
ベルベットのような滑らかに美しいグリーンのほうれん草のソースにはほんのりレモンが感じられ、しっかり濃厚ながら後味さっぱりという妙。
贅沢にキャビアとシャキシャキ食感の黒大根。
美味しい!!
この日、ワインはサヴォワ地方の1本をチョイス。
こちらのお店では、もちろんビオワイン。
ここでの私のお料理説明は、本当にざっくりと簡単、ボキャブラ不足ですが、一皿一皿がとても繊細で複雑で美味しい渋谷シェフのお料理は、私の中では現代アートに重なる感動を覚えます。
赤葡萄のソースには、ピリッと辛いンドゥイヤが効き、レッドカラーでまとめた赤座海老の一皿は、シンプルながら奥深い味わい。
魚料理は、マトウダイ。
ほんのり酸味のソースが、この日の白ワインやカンパーニュパンの酸味とも合い、食欲増進。
K「これも単純なソースじゃないよね。なんか色々感じる。大根感じない?」
夫「大根?それはどうかな。でもさっきも塩気にアンチョビがあったりね。見えないけど感じる味が色々で楽しい!」
そんな魚料理に添えられたラビオリ。
夫「キレイな形。ラビオリの皮作るのって大変そうだな」
K「それにしても中身が意外!ラビオリって言ってたら中は、フィリングは、お肉とか、この時期ならキノコ系と思いきや〜」
夫「蕪だもんね」
さっぱりと蕪のラビオリは意外性をつきながらマトウダイとしっくり。
肉料理は、鴨。
鴨肉&ラディッキオのワインカラーと銀杏&ミントのグリーンが綺麗。
ジューシーで柔らかい鴨にうっとり♡
そしてデセール。
スッパ!なレモンクリームは、お口直しに。
そして続いたデセールは、柿のムース&オレンジのアイス。
なんとも上品なモンブラン♡
僭越ならコース料理は、あがってなんぼ。
メニュー構成、流れはもちろん、食後の気持ちとお腹はいかに?と。
この年になると(また年のせいにしてるけど)多過ぎて長過ぎてしんどい、苦しい...になることもあり、美味しさが半減してしまうことも。
今回いただいたコースはそんなことはなく、最初から楽しく、最後まで美味しく食べ終え、翌朝も胃腸スッキリでした。
皿数が増え、お料理全体の構成がガラリと変わった新しいソンデコネ 、これからも楽しみに伺います。
美味しい余韻に浸りながら帰りのタクシーの中で。
K「12/24、25でクリスマスディナー(お一人様¥22,000)もやるんだって!」
夫「どんな料理か興味はあるよ。でも、、」
K「だよね、恒例のプレ合宿。ってことは、今年のクリスマスは我が家はまたリアルにホワイトクリスマス...」
夫「雪は麓で現在30センチ。いい感じだ。今回の山は20年ぶり?」
暖かく楽しく素敵なクリスマスを迎えたいですね(^^)
*****おまけのパリ*****
寒いけど遠回りして帰りたい季節。
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