ピンクのSECCO☆
だいぶ日が長くなり、初夏の明るさを漂わせ 19時半でもまだ明るいパリ。
変わらぬセーヌ川の流れですが、大きく変わってしまったのは、その脇のノートルダム大聖堂。
あの火事以来、初めて直に目にしたその姿はなんとも痛々しい感じでした。
早く修復されることを願う一方で急ぎ過ぎてもなんだかちょっと…。
昨日は後ろ姿を拝みましたが、また後日正面からも見てみようと思います。
パリ左岸のパトロールエリアにあるピンク色が目を引くブーランジュリ“SECCO”(セッコ)。
十数年前は7区に一軒だったと思うのですが、今では気がつくと左岸に数軒。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51791072.html )
しかもそのいずれもパトロールエリアにあるため、しょっちゅう目にしているパン屋さん。
久しぶりにここで朝食用のパンを買ってみようと Rue de Varenn(ヴァレンヌ通り)のお店へ。
バゲットを買うつもりだったけれど、目の前のヴィエノワズリーからどうにも目が離れない。
もはやショーケース奥のバゲットの存在など無視だ。。
ブーランジュリ製のデザートは素朴だけど大きめサイズでそそられる〜。
やはりバゲットは買わずに帰宅。
パン・オ・レザンとオレンジピール&レーズンのブリオッシュ。
パン・オ・レザンはカスタードがやや多めでしっとりテクスチャー。
ブリオッシュはほんのり甘味を感じるミルクパンのような感じ。
中のオレンジピールとレーズンはダイス状でほんのりアクセント程度なのでコンフィチュールを塗ってもよし。
夫用には、彼の好きなクロワッサン・オ・ザマンド。
これまたしっとりずっしり重め。
フランス版源氏パイなパルミエは比較的小ぶり。
そしてフランスのパン屋さんでケーキ類を買うとこんな簡易包装になること度々。
ガサツな私は気をつけて持ち帰ったつもり。
中にはデザートのチョコレートエクレア♡
お店では艶々とチョコレートクリームが光っていたのに上のクリームが禿げてやや残念なルックスに。。
シュー皮厚めで大きく食べ応えのあるブーランジュリのエクレア。
がっつり甘めを予想してかじってみると、
あら、意外?!
思ったよりもビターで甘さ控えめな大人味。
学校帰りのちびっ子がおやつに食べるというより大人のコーヒーブレイクにぴったりな印象のエクレアでした。
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