
快適な空旅☆SWISS
青い〜い、水平線を、今駆け抜けてく、研ぎ澄まされた時の流れ感じ〜て♬
ああ〜ときめきへと動き出す世界は、忘れかけてた遠い夢の訪〜れ♬
Ride on Time♬ 彷徨う思い〜ならっ♬
と、いつからか飛行機に乗ると、そして窓から青空と雲海を眺めた途端に脳内BGMは山下達郎さんのRide on Timeが流れます。
この曲を初めて聞いたのは小学生の頃。
当時も山下達郎さんはほとんど音楽TV番組にほとんど出演がなく露出が少なかったので、この美声の持ち主はどんな人なのだろう?と妄想を膨らませまくりでした。
そして、、って話が最初からそれてる!?
今日は“SWISS”な話☆
今回のパリは、「スイス インターナショナル エアラインズ」、通称“SWISS”を利用しました。
その理由はANAカードのマイレージが貯まったので、それを使おうと思ったところ望む日程で直行便は取れないので経由便となった次第。
これはパリ東京行った来たり生活では初めての試み。
夫「大丈夫なの?荷物失くなったらどうする?」
K「ウケる〜。ま、途中失くなっても3日後には届くでしょ」
夫「・・・。」
K「それにパスポート、財布、命。この3つがあればなんとかなる」
用意周到な夫は出発前から“SWISS”の口コミサイトなどをチェックするたびにブルーに…。
とりあえず無事の空旅を祈り、搭乗早々にウェルカムシャンパンで乾杯。
夫「このシートベルト、車みたいで体はしっかりシートにつくけど…」
構造上斜めのベルトは取り外しができることがわかったので、その部分をCAさんに水平飛行中は外して良いか確認してみると基本NGと。
夫「寝づらくない?」
K「ZZZZZ 」
夫「なに寝てんだよっ!」
K「朝早いし、成田は遠いし、もう眠くて…」
(私の特技は飛行機が離陸する前から機内誌を読みながら寝落ちできること)
夫「この先の乗り継ぎとか思うと、いつにない緊張感を俺は感じまくっているのに君は…」
K「それより機内誌が面白いよ。外国人目線の東京観光」
チケット予約後にあれこれ調べた口コミ情報ではSWISSの機体はかなり古いとあったのですが、今回私達が乗った飛行機は比較的新しいものでとても綺麗。
デザインは全体的に曲線がほとんどなく直線的でカクカクしていたのが印象的。
ビジネスクラスは全長2メートルのフルフラットベッド、シートにはマッサージ機能もあり、ボタン操作も楽々。
アメニティはスイスのポケットナイフ・メーカーVictorinox(ビクトリノックス)とのコラボで缶ケースとはユニーク。
中にはアイマスク、耳栓、リップクリーム、歯ブラシ、歯磨き粉、真っ赤なソックス。
この時期サンダル、素足で登場する私としてはソックスは嬉しい。
最初の食事。
前菜はスイスらしいドライビーフと迷ったものの、海老のグリルとホタテのロースト、ブラックキヌアのサラダをチョイス。
4種類ほどあったパンの中からはプレッツェル生地を。大好きなパンなのです♡
ワインはスイスのリースリング。
メインは、ビーフ、チキン、サーモン、野菜&チーズコロッケの中から私はサーモンをチョイス。
グリンピースとポテトのピューレ添えも含め美味しい!
夫はローストチキン。
おっ!これもイケる。
口コミでは食事もイマイチと書かれたものを読んでいたので、その内容を思うとシンプルな美味しさですが熱々ですし、機内食としては十分な美味しさに感じました。
チーズはカマンベール、コンテ、パルメザン3種盛り。
デザートはオレンジフィナンシェのケーキ。
しっかり重めのケーキで、これは東京にもパリにもないスイーツ感。
機内エンターテイメントも噂では機材が古く、故障率が高く、映画の本数が少ない等々の噂を聞いていましたが、機材は新しく、使いやすさという点ではアナログな私がこれまで使ったものの中では一番使いやすいと感じるものでした。
おかげで映画は4本半も見てしまった…。
その中ではクリント・イーストウッドの監督&主演の「MULE」が面白かった!!
映画の合間にうとうと眠り、ふと目が覚めた頃にサンドイッチ or おにぎりがサービスで配られたり、
ちょっと甘いものでも…と思う頃にはアイスクリームやスイスチョコはいかがですか?とCAさんが声をかけてくださったりで、全体を通してCAさんのサービスも良く、個人的にはとても満足でした。
2度目の食事はカネロニ or 鶏の唐揚げでトリカラに。
たっぷりのコールスローサラダとともに。
そして見えてきたのは、初夏のスイス、チューリッヒ!
ここ何年もオーストリアでのスキー旅行で利用しているチューリッヒ空港ですが、寒々として冬景色しか見たことがなかったのでこの緑に感激☆
そんな見慣れぬ景色に見惚れながら無事着陸。
さー、乗り換えです。
定刻通りに到着し、手荷物再検査、入国審査を終え乗り継ぎはスムーズでした。
ふと機内から外を覗くと荷物の積み込み中。
夫「うちの荷物ある?」(心配性)
K「見えないけど大丈夫じゃないの〜」(無責任)
こうして乗り継いだSWISSの機内も快適。
夕方の軽食は、ツナのフラン、ほかほかのチーズタルト、チョコレートムースのアップルソースがけ3点セット。
SWISSでの空の旅が心地良かったので機内誌をめくりながらスイスという国に俄然興味が湧きました。
本気で夏のスイスをのんびり旅してみたい、いつかハイキングなどしてみたいよねーと妄想が膨らみました。
Ride on Time 心に火を点けて♬
溢れる喜〜びに 拡がれ Ride on Time♬
と脳内リフレインしながらパリ・シャルル・ド・ゴール空港に無事到着しました。
久しぶりに第1ターミナルに到着。
薄暗くて古さを感じ、ここに来るたびにに22歳の時の初めてのパリを思い出し、ちょっとほろ苦い?気持ちになります。
あの頃君は若かった…。
そしてパリは思っていた以上に寒い!!
空港からアパルトマンに途中、車内から見えた街行く人たちはみんなコート姿。
風邪に気をつけて過ごしたいと思います。
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