
山水客景観茶館☆猫空のTea House
<台湾バカンスブログ>
猫空ハイキングをしながらランチに訪れたのは、メインストリートから外れたところにあった『山水客景観茶館』。
ハロー!ごめんくださーい、こんにちは、すみませ〜ん。
と、声をかけても誰も来ない、いない。
お休み?!
ちょっと不安になっていると、お店の奥から柔らかい笑顔のマダムが登場しました。
M「どうぞこちらへ」(みたいな言葉だったと思うby中国語)
そのふんわり笑顔のマダムが「好きなテーブルへどうぞ」(と言ったと思う)と。
屋外テラス席、半屋外スペース、屋内席と選べて、どこも落ち着いた雰囲気。
ワーっ!!と思わず声が出たのは、テラスから望む山々と台北の街並みが広がった瞬間。
お昼に訪れたのですが、ここは暗くなると夕焼けや夜景も一望できる絶景スポットなのだそう。
山肌に見える岩。
あれがもしや猫空由来の一つで猫の引っ掻き痕に見える地形?!
雨上がりの空気も気持ちよく、私たちの他に誰もいなかったこの日は、眺めも独り占め気分☆
そんな中でお店のマダムによる台湾茶の淹れ方レクチャースタート♬
お茶は鉄観音をチョイス。
マダムは英語も日本もNGということで、スマホの翻訳アプリを使ってのレクチャーだったのですが、そんな日本語&中国語での翻訳アプリでのやり取りは初めてで面白〜い!
いやー、どんな言語でもこうやってコミュニケション、意思疎通ができると思うと、本当に便利な世の中になったよねぇと痛感。
昔々の若い頃、スペインの田舎を旅行した時はスペイン語オンリーで、全くスペイン語がわからなかったので大変だったことを思い出します。
でも、それはそれで忘れられない濃い想い出。
M「急須の上からお湯をかけて40秒ぐらい。しばらくしたらこっち入れて、それから湯呑みに入れて」
K「40秒?!計る?」
M「急須にお湯をかけて、この表面が乾いたらOK。それがだいたい40秒ぐらいなんです」
K「なるほど」
夫「本当だ。乾いてきた!」
一旦こちらに注いで、それから湯呑みに。
一通り作法を学んだ後は、自分たちのペースでお茶を淹れて楽しみました。
馥郁とした香り、さわやかな口当たりとほのかな甘みが魅力で、2煎3煎と杯を重ねるにつれ変化していく味わいは、茶ならではの醍醐味☆
しばらくするとお料理が運ばれてきました。
鉄観音や包種茶の茶葉を使った「茶葉炒飯」。
そんな炒飯にとてもよく合う、香ばしいお茶の実油で仕上げた鶏肉料理「茶油鶏」。
うっま!!
淹れたてのお茶にもよく合い、モリモリといただきました。
食事に甘いものが食べたくメニューを見たけれど見当たらず。
そこですっかりおもしろ楽しくなった翻訳アプリで、
K「何か甘いもの、デザートはありますか?」
M「カスタードまんならあります。でも20分ぐらい時間がかかります」
K「構いません!お願いします」
20分後。
え、、、こんなにいっぱいとは思わなかった...。
蒸したて熱々、濃厚カスタード♡
とても美味しかったのですが、食べきれず。
残りはドギーバッグに。
夫「いつ食べるの...?」
K「ホテルに戻っておやつ」
というわけで、猫空にある静かな隠れ家風の『山水客景観茶館』で親切ナイスなマダムの接客を受けながら大満喫した台湾茶&ランチと素晴らしい景観に来て良かった〜!と気持ちもお腹も満たされました。
帰りは、またどこでもドアで(^_−)−☆
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