
The French Bastards☆イチオシFlan
<パリブログ:Paris Quotidien>
甘いものに目にがなく、お菓子に精通しているMちゃん(パリ在住30年)。
私は勝手にスイーツ大臣と呼んでいるMちゃんなのだが、久しぶりに会って最近パリでハマっている甘いもの話で盛り上がる。
(ご近所パティスリー↓)
M「日本じゃもうマリトッツォはないの?」
K「近所ではほとんど見かけなくなったかな」
M「最近は何が流行っているの?」
K「もうそろそろ収まる気配もあるけど、うちの近所・パトトールエリアで言うなら未だ生ドーナツは人気で行列。ちょっと前にも十番(麻布)商店街に新しいお店できたし」
M「生ドーナツ?」
K「んー、私も食べてないからどのへんがどう生なのかわかんない。生ってつければフレッシュで美味しそうって安易な接頭語的な気もするけどね」
K「形は、こっちのベニエ(フランス版ドーナツ)に似てるものが多いかな(穴がなく、揚げパンにクリームを詰めたもの)。そういえば最近よくパン屋さんThe French Bastardsにズラーっとベニエが並んでた。ベニエブーム?!」
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/the-french-bastards.html)
M「The French Bastardsって言ったらFlan(フラン)だよ!!」
K「何度も行ってるけど、フラン食べたことない」
M「他のお菓子も食べたけど、ここはフランが一番!好き過ぎて去年の暮れから毎週3、4回、Pくん(部下)に買いに行かせてる。何回かに1回は売れ切れで買えないけど」
K「私も好きなパン屋さんだから見てはいるけど、おっきいよね。それも週3、4回ってかなりの頻度だけど」
M「1週間毎日食べたこともあるよ。仕事終わった瞬間、一人で丸ごと1個食べる瞬間が幸せ、至福の時間♡」
(ご近所パティスリー↓)
K「え、夕食前?仕事終わりに食べるの?!やっぱりMちゃんはタフだし、頭と体を使うから糖分欲するんだよね〜」
M「それで今日もさっきPに買ってきてもらったとこで、ケーコさんの分も。はい、これ」
わっ、嬉しい\(^o^)/
と、Mちゃんのお気遣いと買いに走ってくれたPくんのおかげで、彼女が只今絶賛イチオシ中のフランをいただき、ルンルンで帰宅。
このブログを通してご存知の方も多いだろうが、私以上にフランが好きな人が身近におりますね。はい、夫です。
このお土産には大喜び(^o^)
夫「Mちゃん、ナイス〜。俺のため?!」
K「・・・。」
全くそんなことはないが、そう思って感激倍増で食べた方が幸せだよ。
夫「大きいね。このサイズもフラン好きにはたまらない。ま、余裕で食べ切れるけど」
と言うわけで、いただいてみるとなるほど〜。
カスタードのアパレイユ部分は、卵たっぷりの贅沢プリンのようで、香ばしさとバニラのバランスもよく、個人的には周りと底のパイ生地部分がとても美味しく感じました。
お店のサイトを読んでみると、パンの生地などを作る際にPDO認証を受けたIsigny-Sainte-Mèreのバターや、Moulin Paul Dupuisのオーガニック認証済みの小麦粉を使用とあったので、パイ生地の美味しい理由は、シンプルに良いバターと小麦粉ってことなのでしょう。
大きなフランブームが日本でも起こって欲しいと願いながらもう何年か経っていますが、今年こそ♡
楽しみは、向かう新幹線の中でいただく駅弁から始まる。
夫「俺は、メンチも追加♡」
東京駅は美味しそうなものがあり過ぎて、いつも選ぶのに楽しく悩みます。
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