Trümmelbachfälle☆大迫力のトリュンメルバッハの滝
続くルツェルン発、秋晴れのエクスカージョン(excursion)。
ギリギリ紅葉も楽しめる時期、そしてここでも晴れ女ぶりを発揮したぜっ!な青天。
ランチをしながら臨んだ滝の大きさにも驚いたのですが、これから目指す場所はそんなもんじゃないらしい?!
ラウターブルンネンの中心地から南へ約3キロ来たところで車を降りる。
外に出た途端、迫り来る岩壁にまたまた息を呑む…!
車の大きさと対比してもわかるようにホント深い谷にいます。
昨日のブログで述べたようにラウターブルンネンは滝の村。
72個の滝があり、そのうちのひとつで今から目指すのは『Trümmelbachfälle』(トリュンメルバッハの滝)。
日本国内でも何度か滝は見ているけれど、このなんとかバッハ(覚えられないトリュンメルバッハ)とはどんな滝なのか…。
入口。
上部までエレベーターで上がることができるなんて楽ちん。
真っ暗な中を上るエレベーターは、ディズニーランドのアトラクションみたいでおもしろい!
エレベーターを降りた瞬間、滝音。
その音は、大迫力の轟音!!
その音をライオンやトラ、獣の声のようだと言う人もいるそうです。
私にはアルプスの雄叫びという印象☆
内部は岩山洞窟。
なかなか急で部分的には濡れて滑りやすい箇所もあるので足元注意です。
鑑賞スポットは一箇所ではなく、峡谷内部にトンネルや橋が設けられ、計10本の滝があるので、まるでそれぞれの小部屋を訪れるように色々な箇所から違った流れ、落ちっぷり、音を鑑賞できるので飽きない。
さて、このトリュンメルバッハの滝は、地中の滝としてはヨーロッパ最大規模、その高さ139.9 m。
名峰アイガー(3,970 m)、メンヒ(4,099 m)、ユングフラウ(4,158 m)のアルプスの氷河群から溶け出すその水は、毎秒・約2万リットル!
2万って、、どんだけ〜?なのかもう全く想像もつきませんでしたが、観て聴いて納得。
大迫力、この上ない。
下山はエレベーターで戻ることもできますが、せっかくなので私達は歩きながら滝めぐりしながら下りました。
ふと振り返ると険しく厳かな雰囲気で天国の階段に見えた?!
落ちたら奈落、滝に押し流されてどこまでも落ちて行きそうで怖くなった。。
珍しい形状の岩鑑賞もおもしろい。
全て何千年もかけて氷河が溶け、流れ出る水の力によって浸食されてできたアート。
ほんのり感じる水しぶき、ミストを浴び、なんとなく心身共に清められた感じがしてスッキリ。
大地を歩き始めると下界に戻った感。
冬期は閉鎖されるため、4月から11月の間のみ見学可能だそう。
天気にも恵まれ、今回のタイミングでMDファミリーと一緒に訪れることができてラッキーでした。
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