Umani Ronchiのヴェルディッキオ☆
年明けから楽しんできたイタリアのテーブルワインシリーズの5種類目、5本目は、白ワインのUmani Ronchi(ウマキ・ロンキ)のCasal Di Serra Verdicchio Dei Castelli Di Jesi Classico Superiore 2019 。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/2021.html )
まず驚いたのは、テーブルワインとは思えぬボトルの重さ。
一般的には、ボトルの重さとコルクの長さはお値段に比例するので、2,000円弱でこの重さとはちょっとびっくり。
いつものようにおつまみ片手にテイスティング。
うわっ、これイケますね!とワインの前に感激したのは、いぶりがっこのマスカルポーネチーズ和え。
(手前に「クルミ&小女子」も写ってますが、感激したのは奥のいぶりがっこの方)
そしてどうでもいいことですが、「少女子」をいつも「小公女」と言ってしまいます…。
正しくは「こうなご」(小女子=イカナゴ)。
おつまみのいぶりがっこのマスカルポーネチーズ和えとも相性抜群だった今回のUmani Ronchi(ウマキ・ロンキ)の白ワインですが、更に美味しく感じたのは、オマール海老のビスク仕立ての海老マカロニグラタンとのマリアージュ。
そもそもマカロニグラタンなるものを食べるのも何年ぶり?な感じでしたが、年末に食べたHeinz(ハインツ)の「大人むけのスープ オマール海老のクリームビスク」がレトルトとは言え想像以上に美味しく、それを使ってのアレンジ。
(ブランデー少々、生クリーム増しでいただいたら益々大人むけスープになったオマール海老のクリームビスク↓)
今回飲んだUmani Ronchi(ウマキ・ロンキ)の白ワインは、しっかりめの味わいで、グレープフルーツの苦味や柑橘類のゼストを感じられ、バターやクリームソースを使った魚介料理と特に相性が良いのでは?と思いました。
イタリアワインに関しては、土着品種が多過ぎて覚えることを放棄していますが、これは!と感じたセパージュ(葡萄品種)は、記憶の片隅に留めたくメモメモ。
で、このワインのセパージュは、Verdicchio(ヴェルディッキオ)。
緑を意味するverde(ヴェルデ) に由来しているそうで、ワインは黄緑がかった澄んだグリーン色。
そう言われて改めてグラスを掲げてみると、ほんのり緑っぽい。
白身魚のフライや天ぷら、鶏肉料理、豚肉料理、リゾットとも相性が良いそうです。
それにしても続くおうちごはん三昧の中で、最近は子供の頃に好きだったメニューをちょっと大人アレンジで食べてみたいと思っています。
K「という訳でリクエスト募集。マカロニグラタンの次はドリアとかいかがでしょ?」
夫「トルコライス!!」
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パリの1枚。
オルセー美術館の大好きな1枚、シャバンヌのL’Espérance(希望)。
いろんな希望を持って迎えたい春です。
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