URBANIの芳香白トリュフオイル☆
秋冬シーズンには常備し頻繁に使う「白トリュフオイル」ですが、その香りが好きなので最近は年中楽しむようになりました。
パリではあれこれいろんなブランド、メーカーを試して香りの持ち具合と香りの強さ、味わい等をチェック。
こちらの“Arpeges”のオイルは、かなり繊細でした。
これまで試した中で「どーだこの白トリュフ香!」と強烈に感じ、しかも驚異的にその香りが長持ちするのは、イタリアブランド“URBANI”(ウルバーニ)のもの☆
デパートやイタリア食材店で探してみるものの、私の知る限りでは取り扱っているのが17区の“Sarah Baker”(サラ・ベーカー)。
というわけでで久しぶりにクールセル界隈へ。
改修工事も終えて再び美しくお目見えしたロシア教会。
以前この界隈に友人ご夫妻が暮らしていたので、その際に何度も素晴らしく美味しいディナーにお招きいただいたことなどを思い出して懐かしくなりました。
約束時間よりちょっと早めに着いてしまった日はこの教会を眺めていたな〜と。
そしてやって来た“Sarah Baker”(サラ・ベーカー)は以前アラン・デュカス氏の“be”と言うお店だった場所。
現在は、雰囲気はほとんど変わらぬままイートインスペースもあるパン屋さん。
何故かその一角でイタリア食材を扱っています。
パスタ&パスタソース、
サクサクしてそうな太めのグリッシーニ。
イタリア南部でよく食べられるドーナツ型の堅焼きスナックパン「タラッリ」。
イタリア産!?かと思ったら、フランスの“Maison Verot”のソーシソンでした。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/6maison-verot.html )
でもお目当の“URBANI”(ウルバーニ)の白トリュフオイルが見当たらない…。
片隅にようやく見つけたのは、「黒トリュフ」オイルが1本。
ダメもとでお店の方に「白」はありませんか?と尋ねると
「えーーーーーっと、確か倉庫にまだ数本あったような…見てくるのでちょっと待っててください」と。
待つこと15分。
やっぱり無いのかな…諦めるにしても今も探してくれている店員さんに直接ちゃんとお礼を言うまでは帰れない!
と、もうその後は腕時計を見ずに待ちました。
そして何分経ったのかわかりませんが、地下からの階段を駆け上がって来た店員さんが
「ありました!ついに見つけました!!」と笑顔で持って来てくれた「白トリュフ」オイルは、なんだかゴールドのトロフィーに見えましたっ♡
K「あ〜、これです、これ!本当に本当にありがとうございます!!」
(なんだろう、この達成感?!私が探し当てたわけじゃ無いのにやりましたね!気分。探してくれた店員さんと心の中でハイタッチ)
少し前に呟いた気がしますが、最近は本当にパリで親切な接客を受けることが多く、大して調べもせずに「無いですね。残念。またね。」的なドライな対応に当たることが減りました。
ちょうど先日友人から聞いた話ですが、最近パリ市として良い接客をして観光大国としての質、イメージをアップしていこうと言うアピールを各企業に発信してイメージ向上に取り込んでいるのだそう。
その効果、個人的には度々感じてます。
オイルと合わせて買ったフェットチーネと、
マッシュルームを使って、
仕上げにバターと白トリュフオイルをかけ回し、白トリュフのプンプン香るパスタの完成。
やはりURBANIの白トリュフオイル“ Gocce di Tartufo”は抜群の芳香です。
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