Vermentinoとシーフードを楽しんだ夏☆
なんちゃってソムリエール、ケーコがこの夏ハマったのは、イタリアの白ワイン『Vermentino』(ヴェルメンティーノ)です。
とあるリゾートのレストランで飲んだのがきっかけです。
これは美味しい!リーズナブルなものも多いと知り、自宅でも楽しむことに。
ワインの詳細についてご興味がある方はエチケット画像から検索していただくとして、ざっくりとその特徴を。
Vermentino(ヴェルメンティーノ)は、地中海沿岸の温暖な気候で栽培されてる白葡萄で、主な産地は、イタリアのサルデーニャ島、リグーリア州、トスカーナ州はじめフランスのプロヴァンス地方やコルシカ島などです。
その特徴は、非常に香り高く、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系の果実、青リンゴ、白い花、セージやローズマリーなどのハーブを感じます。
ミネラル感も豊富で、海風の影響を受けた塩味のニュアンスを持っていることが多い印象。
イタリアの沿岸地域の風景を連想させる、爽やかで魅力的な白ワインなのである☆
そんなヴェルメンティーノには、軽い前菜やフレッシュなサラダ、ふんだんにオリーブオイルを使った地中海料理ともよく調和し、とりわけ魚介料理、特にグリルした魚やシーフードパスタ、リゾットなどとの相性が抜群☆
というわけで、レストランで、簡単おうちゴハンで、ちょっと頑張ってのお招きディナーで、と度々ヴェルメンティーノをペアリングしてみました。
<赤座海老>
甲殻類ともよく合う。
自宅で試行錯誤を重ねたウニパスタ。
夫「ソースを泡立ててみるってどう?」
K「こんな感じ?」
夫「パスタに絡んで面白い。その上にウニ乗っけてネギと海苔」
K「味は悪くないけど、秒で食べてもらわないと泡が消えて汁っぽくなるんだなぁ」
完成形☆
泡だて、海苔トッピングはやめてシンプルに生クリームベースのソースに。
<金目鯛>
ハーブのソースがワインに合う。
<メカジキ>
ケッパー&乾燥ハーブで簡単ソテー。
<シラス&青海苔パスタ>
レモンをキュッと絞って。
こうして食べながらヴェルメンティーノを飲み比べる中で特に気に入ったのは、サルデーニャ産のもの。
これは他の産地と比べるとよりフルボディで柑橘の他にパイナップルも加わり豊かな風味を持ち、長い余韻を楽しめる印象。
しかもそれはフリット、揚げ物との相性が良い☆
<バジルパスタ、アジのフリット&ホタルイカ>
最初はホタルイカのバジルパスタだったですが、アジも乗っけてワンプレートになってしまった。
ワンパン、ワンプレートは片付けが楽でいい。。
ところで、こうして「このワインは、いいぞ!買いです、買ってちょうだい」とオーダーを出すのは私の方ですが、我が家での仕入れ、在庫管理、半期に一度の棚卸しを担当しているのは夫。
K「ヴェルメンティーノ、まだサルデーニャ産のがあるよね?あと何本残ってる?」
夫「無いよ。3本とっくに飲み終わったけど」
K「え、いつの間に...そんなに飲んだ?!」
夫「飲んでるよ」
K「あら...ヴェルメンティーノ終了で夏終了だね。秋はワイン!」
*****プチッとパリ*****
夏が短いパリはもう秋の気配。
Bon Week-end(^^)/
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