秋のパリ☆Viollette de sollies
改めてまして今日から落ち着いてパリブログをアップしたいと思います〜。
今滞在の私のテーマは、「パリにおける日常を取り戻せ☆」。
久しぶりのパリで出発前からワっクワク&ドっキドキでしたが、だからと言って何か特別なことしたいという欲求はなく、コロナ禍を経験したことで思い知った日常生活、暮らしの尊さを見つめ直したいというか、またこうしてパリに来れたことに日々感謝して過ごそう!そんな感じでやって来ました。
という訳で、私にとってパリ生活の基本中の基本はマルシェ&スーパー通い☆
コロナ前はマルシェ通いは、週1のペースでしたが、今は週2です。
こんなに楽しかったっけ?!と、その愉しさと豊かさを行く度に感じまくりです。
季節感があるので、あぁこの食材が美味しい季節だった!と思って蘇る思い出も色々。
例えば、今は帆立貝がめちゃくちゃ旨いっ♡
友人を招いてホタテに黒トリュフをサンドしてアミューズに出したことがあったな〜。
脚も首もついたまま普通に一羽丸ごとで売ってます♬もマルシェならでは。
今年のノエルは、やはり家禽類を食べたいけれど、dinde(ダンド=七面鳥)、pintade(パンタード=ホロホロ鶏)、chapon(シャポン=去勢鶏)、Caille(カイユ=ウズラ)、どれも気になって迷う。
K「普通のチキンじゃつまらないし、前に食べた北京ダックも良かったよね。今年はどうしよ?」
夫「ケンタッキーでいいよ」
K「・・・」
さて今日のマルシェネタは、フルーツにフォーカス。
果物の秋、マルシェやスーパーにカラフルな秋のフルーツが並んでいます。
すっかり人気定着?な柿。
たわわにまん丸大粒なものが多い日本の葡萄と比べるとフランスの食用葡萄は粒は小さめ。
この国では、葡萄=ワインの原料なイメージで食用は品種も限定的?!
寒くなって風邪もひきやすくなる季節に旬を迎えるクレマンティーヌ。
これでビタミンCをチャージ!
行きつけマルシェの林檎専門店。
毎シーズンその種類をいくつか暗記しようと思うものの記憶力低下が著しく諦めてばかり。
覚えているのは、Goleden、Gala、Granny Smith、Pink Ladyぐらい。。
chanteclerc、tentation etc…とかなんとか、ちょっと聞き慣れないものになると全く…。
林檎より梨の方が好き。
そして、秋のフランスといえばfigue(フィグ)!!
イチジク。漢字で書いたら無花果、パリでは頻繁に目にするのは黒いViollette de sollies(ヴィオレット・ドゥ・ソリエス)。
表皮が黒いので日本では「黒イチジク」と呼ばれることが多いですが、一般的なイチジクよりやや小ぶり。
果肉は赤い部分が多く、黒い皮とのコントラストがインパクト!そしてその味は、糖度高めでネットリ食感。
ちなみに黒イチヂクは、新潟・佐渡名物のひとつ☆
この時期に生食でいただくことはもちろんですが、マルシェのフロマジュリー(チーズ屋さん)で、一目惚れしたものが♡
それは、ハツミツでローストしたフィグをフレッシュなチーズで包んだデザートチーズ。
でもこの形を壊さず持ち帰れるのか?と一瞬心配しましたが、こんなケースに入れてもらえたので問題なし。
まるで食べるスノードーム!?
オープン♡
夫と半分個にしましたが、これ、一人でペロリといける系♡(いきたい系)
甘過ぎない大人デザートで、ねっとり甘いフィグとヨーグルトのようなさっぱり酸味のチーズとのバランスが抜群。
そのルックスも含め、おもてなしディナーのデザートに出しても喜ばれそうです。
途中、味変にキャラメルコーディングのアーモンドを添えていただきました。
美味しい晩秋のパリのお話、いろいろしたいと思います。
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