
LOUVRE COUTURE☆ルーヴルで初ファッション展 Vol.2
只今Musée du Louvre(ルーヴル美術館)にて絶賛開催中の同館初のファッション展『 LOUVRE COUTURE. Objets d'art, objets de mode』(ルーヴル・クチュール:美術品とファッション展)!
と言うことで昨日からの続きです。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/louvre-couture.html)
PRADA
Vivienne Westwood
美術品との共演に限らず、プラダとヴィヴィアン・ウエストウッドが同じ空間に!と言うセレクトショップのようなセレクション、配置も大変面白い本展。
それにしてもルーヴル館内のファッション展とは、なんて贅沢なのでしょう☆
と、本展に関して個人的感想・言いたいことは、昨日ほとんど書いたわねぇ。
と言うわけで、今日はフォトギャラリー的に99作品中51番以降で個人的に好きだった印象的な作品を(^_−)−☆
Yves Saint Laurent
Chloé
BALENCIAGA
次から次へクラシックとモダンが交錯しながらもマッチしている、そのキュレーションがすごいな〜と。
Duro Olowu (左)、 Loewe(右)
当時こんなミニドレスはなかっただろうけど、こんな衣装で宮殿パーティーに登場したらファッションリーダーとして歴史に名を刻んだかも?!
なんて思いながら眺めたのは、VERSACEの絹に金糸や銀糸でゆたかな装飾が施されたフローラル・ブロケードのドレス。
エジプト、ファラオのようなヘッドドレスとたっぷりのプリーツのRick Owens。
Christian Dior
GUCCI
Louis Vuitton
絢爛豪華なファションショーを観ている気分になってきましたが、そのショーを一段とスタイリッシュに、後半で圧巻だったのは、ナポレオン3世のアパルトマン(フラット)コーナー。
BALENCIAGA
Christian Dior
デザイナー、時代が違うとそれぞれに違った魅力と迫力を醸すディオールのドレス。
でもそのどのドレスもディオールらしいエレガンスとラグジュアリーのオーラがハンパなく、真のラグジュアリーとは何か?を自分の中で問い直す機会にもなりました。
Christian Dior
19世紀の高揚感漂う皇帝の舞踏会にふさわしい華やかなシルエットを放つドレスたちに夢心地。
たかがファッション、されどファッション。
普段身につけるものからハレの日の一張羅、こうした展覧会で鑑賞する夢のようなドレス等々、本展を通じて改めてファッションの楽しさと、ファッションが流行だけでなく、文化や歴史の文脈に根ざした芸術表現のひとつであることを感じました。
美術品とファッションがどこまでも美しく共鳴する素晴らしい展覧会に胸いっぱい♡
他の常設展も観るつもりでしたが、もう今日はこれで帰ろ〜となりました。
*****プチっとパリ*****
オトコ(夫)のぼっち飯・パリ編。
夫「これ、旨かった。常備しといて」
K「了解!」
K「オトコの一人暮らしにはピカール様様ですね」
夫「俺は一人暮らしではない...」
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