
PFISTERN☆まずは名物料理をいただく!
ガシ〜っ!ハグハグっ♡♡
駅まで迎えに来てくれたMちゃんと感動の再会!
まさかこんな異国で再会することになるとは去年の今頃は夢にも思っていなかったぜよ。
興奮冷めやらぬままに足取り軽く、まずはMちゃんちに直行。
荷物を預け、そしてルツェルンの町歩きとランチへ繰り出しました。
(昨日アップした門の裏側↓)
駅の建物がモダンで、古い門が残されているものの周辺の雰囲気が近代的だったので新しい街なのかな?!と思いきや、駅を背にして左側エリアには中世の街並みが臨む歴史ある古都。
そして現在は国際音楽祭や映画祭はじめ数々のイベントも開催される文化的都市であり、有名建築家による近代建築やホテル、ショップと調和した美しい街。
聞けば治安も大変良いそうで、街全体が衛生的に綺麗、道路も綺麗、歩いていて妙な視線(スリ・ひったくりの気配のような)を全く感じない。
まだ到着して数時間なのにその住みやすさ、文化レベルの高さを肌を感じました。
驚いたのは、通称「ルツェルン湖」の大きさ。
滞在中に朝ランがてら湖を1周、半周ぐらいしようかと思っていたけど(ランニングシューズ持参)そんなことができるサイズじゃ全然なかった…!
この湖はドイツ語の正式名称では『Vierwaldstättersee』(フィアヴァルトシュテッテ湖)と言って「4つの森の州の湖」という意味だそう。
というのもスイス連邦発祥の地となったルツェルン州、ウーリ州、シュヴィーツ州、ウンターヴァルデンの4つの州に面しているから。
その大きさはスイスで5番目(スイス領だけの面積でみると4番目)。
すっかりLake Luzern(ルツェルン湖)と呼ばれているようですが、せっかくなので正式な「フィアヴァルトシュテッテ」と呼びたいと思ったのですが、なかなか覚えられない。
数時間後には「なんとかシュテッテ!」「なんだっけ?」状態…。(諦めました)
広く知られるようにスイスの公用語は、 ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語。
国土は日本の四国の2倍くらいだそうですが、その中で言語が4つ…。
同じスイス人と言っても言葉が違えばメンタリティ、アイデンティティ、カルチャーも違ってくるだろうと思うと、どんな国?!と改めて興味が湧きます。
その中でルツェルンは、ドイツ語圏。
フランス語圏だったなら私達夫婦としてはだいぶ助かったのですが、ドイツ語、しかもどうやらドイツのドイツ人のドイツ語とはだいぶ異なるスイスドイツ語なのだそう。
どこを見てもさっぱり読めないし、聞こえてくる音もラブラブ会話なのか口喧嘩なのかもわからん…。
読めないどころかフランス語や英語と全く綴りが違うので、レストランでメニューを見ても肉なのか魚なのかも検討もつかない…。
とは言え基本的に英語が通じ、暮らすにあたっては英語で大丈夫だそうです。
そんなルツェルンは、鉄道、バス、湖船などのアクセスもよく、中央スイスの山々や湖クルージングなど小旅行の拠点にもなっている街。
(船乗り場が大きい↓)
おもいきり絵になるのが、ルツェルン湖の河口・ロイス川に架かる美しき『カペルブリュッケ』(カペル橋)。
長さは約200m。
元々は14世紀に作られた屋根付き木造の橋だったそうですが、1993年に起きた大火災で焼失。
その後、現在のように美しく再建されたのだそう。
欄干には真っ赤なゼラニウムの花。
橋の上部には、ルツェルンとスイスの歴史、ルツェルンの守護聖人にまつわる伝説絵等が描かれています。
どうでもいいことですが、この時期に半袖の人もちらほらいて寒がりケーコはびっくりよ。。
薄めとは言えダウンコートを着てちょうどいいと感じていた私とは体感温度が違い過ぎる。
閑話休題。
さて、そんな美しき情緒たっぷりな橋を渡って旧市街エリアへ。
そこでMちゃんにオーセンティックなスイス料理がいただけるというレストラン『ZUNFTHAUSRESTAURANT " PFISTERN"』(やっぱり読めましぇん、ドイツ語レストラン名)を案内してもらいました。
大きな建物で、この位置からは全体像がカメラに収まらず。
事前にMちゃんから「スイス料理は大丈夫?」と尋ねられていたのですが、そんなに詳しい方ではないものの我々夫婦は、チーズ、ジャガイモ、生クリームなどをふんだんに使うスイス料理は基本的に好き♡
このブログでもすっかりお馴染みですが、自宅では冬はチーズフォンデュを楽しみますし、北海道・富良野スキー&オーストリアスキーの楽しみはチーズフォンデュ!?
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/sohs-bar-1.html)
東京都内にも数軒のお気に入りスイス料理レストランがあったりなので、今回もスイス料理大歓迎でやってきました♬
お喋りに夢中ですっかり撮りそびれてしまったのですが(↓辛うじて左端に少し写り込んでますが、、)ユニークに感じたのが、パンコーナーがあり、このレストランでは昔からパンは自分でそこに行って好きなだけカットしてテーブルに持ってくるセルフサービスシステム。
そういう光景はコロナ禍を経てすっかり見なくなった私にはちょっと驚きで、皆さん次々にやってきてはガシッとでパンを掴んで(素手!)カット、カット。残りは籠に戻す。
そう言えばスイスに来てマスクをしている人には全く出会ってません。
マスクしてる人いないね〜な話をしながら前菜に「Wysoppli」。
シャルドネ入りのクリームスープ。ゴロゴロ入ったクルトンは大きめ。
聞けば、ここルツェルンではだいぶ前から脱マスク生活だそう。
ルツェルン名物の「Luzerner Fritschi Pastete」。
メニュー(英語)には、パイ生地の中にクリーム煮のミートボールやマッシュルームを入れた料理と説明されていましたが、所謂ミートボールとはちょっと違う滑らか食感、しかも大豆がちょっと大きくなったぐらいの小ぶりサイズ。
これはミートボールとは違うだろ〜と繰り返す夫。
ちょっと調べてみると、そのミートボールと書かれたものは、どうやら仔牛や豚肉のソーセージ。
ま、同じ肉加工品だけどミートボールとソーセージじゃイメージ違うわよね〜。
どこの国でも現地語が他言語に訳されると微妙に違ってしまうことはあるあるです。
ソーセージとして気に入ったこれ、お土産に買って帰ると決めた☆
こちらもレストランの人気メニューで仔牛肉をクリーミーマッシュルームソースでいただく「Chalbsgschnatzlets Lozamer Art 」。
添えられたカリッと焼かれたジャガイモのロティが旨っ!
日頃フランスのジャガイモの美味しさには心を鷲掴まれているものの、スイスのお芋もイケる〜♡
スーパーに行ってジャガイモチェックをしたくなりました。
Mちゃんがオーダーしたのはチキン料理の「Brotleti Maispoularde」。
付け合わせもボリューム満点で、どのメニューも一皿のボリュームしっかり。
ざっくりメニューをチェックすると、肉、チーズ、ジャガイモ、クリームソース系な料理が多く、基本的にハイカロリーなイメージ。
私も好きだけど、これを毎日食べたら太りそうだな〜と。
でも道ゆく地元っ子らしい人達をチェックしていると、コロコロに太っている人をあまり見かけませんで。
と同時に朝昼晩とスポーティーに走っている人、ジム帰り?みたいなヘルスコンシャスな人がたくさんいてちょっとびっくり。
確かに抜群に空気が美味しく、穏やかに美しい湖や遠くの山々を皆ながら体を動かすのは、とっても気持ち良さそうで、ここにいたらよく食べ、よく動きそう!
満腹につきデザートは入らず、食後は腹ごなしの町歩きを楽しみました。
ARCHIVE
MONTHLY