パリの子ども事情

JAY-JAY JOHANSON 家族で再ブーム

その時の顔ぶれはすごかった。ポンピドゥセンターお最上階レストランはプライベートパーティで、ビヨーク、壁画アーチストのアンドレ、そして若きJAY-JAY JOHANSONがいた。もう20年ぐらい前だと思う。

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JAY-JAY JOHANSONはデビューからのファンで、ラジオFIPで毎日彼のデビューアルバムの曲が流れていた。

初めて聞いた時の印象は「なに! シナトラみたいな若いボーカルはだれ?」だった。

そして、ポンピドーセンターのパーティ。JAY-JAY JOHANSONがいるからおいで! という連絡で急いで友達と向かった。エレベーターで最上階に登ろうとした時にビヨークとすれ違った。そして、JAY-JAY JOHANSONがピアノの弾き語りで数曲歌い、恥ずかしさも構わずもちろんサインしてもらった。アンドレにも。

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あまり使わないようにしていたけど、さすがに20年も経つとサインは消えてきてしまった!

久しぶりにCDでも聞こうかと並べてみると、なんとサインのアップの写真をCDに入れておいてくれた(きっと夫)。

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このアルバムの頃にサインをもらったのか。デビューしたばっかりだったのか!

2002年長女モエが生まれる年までCDを必ず買っていたけれど、音楽をゆっくり聞く、コンサートに行く、ということからすっかり縁遠くなってしまった。

けれど、数年前FACEBOOKでJAY-JAY JOHANSONと繋がり、メイとミアのバレエを応援してくれたり交流が始まった。そして、先月のニューアルバムKings Cross>の発売記念の無料ライブにメイと3人で出かけた。綺麗な声、メロディアスな曲、変わらないスタイルなのに進化して行くってすごいなーと感動のミニライブ。終わってからJAY-JAY JOHANSONは夫と抱き合って再会を喜んだり、メイと写真を撮ったり、なんとも暖かい時間だった。

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JAY-JAY JOHANSONは大スターなのに、このフレンドリー加減。ちょっとしたことで自分をすごいと思ってしまって威張ったり、人と比べて自分が上と思ったり、そんな定規を彼は心に持っていないところが最高に好き。

2002年より後に出たアルバムを全てビニールで買わなくっちゃ!

https://www.facebook.com/jayjayjohanson

 

 

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松永麻衣子

 

ポパイからはじまりMCシスター、プチセブン、ラヴィドゥトランタンなどいろいろな雑誌でファッションエディターとして働く。

1996年に渡仏。子供3人の母でもある。

バレエに疎い私たちの元に育ったのにも関わらず、長男&次女はバレエダンサーを目指すことに。

5人家族に3匹の猫も加わって、 人間関係&猫関係も時々綴っていきます。 

 

パリ発おとなとこどものwebマガジン『chocolatmag』の編集長。 

http://www.chocolatmag.com/    

MilK JAPON WEB ダイアリー「パリの12ヶ月」 

http://milkjapon.com/writer/080_maikomatsunaga   

OPENERS BLOG 「パリところどころ」

http://m-matsunaga.blog.openers.jp/

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松永麻衣子

パリ在住ジャーナリスト

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