
桂由美「BEYOND EAST & WEST 日本の伝統美が鮮やかに蘇る」展
2月19日(火)から2月23日(土)までパリ日本文化会館で「BEYOND EAST & WEST 日本の伝統美が鮮やかに蘇る」展が開催しています。和洋融合のファッションを発表し続ける桂由美さん、花で架け橋を世界に作り続けるKAORUKOさん、日本の美をハンドメイドのジュエリーで表現したデザイナーが日本の伝統美をパリで伝えます。
今回展示されている桂由美さんのコレクションは、日仏友好160年を記念した「ジャポニスム2018」の参加企画です。
テーマは「着物」の帯結びに象徴される、結びの美。
友禅、西陣織、浜ちりめんといった日本の伝統技術を駆使し、
着物の素材や形、モチーフなどを題材にされたそうです
↑こちらのRobeは、葛飾北斎の富士山を様々な場所から描いた「富嶽三十六景」の中で代表作と言われている作品をモチーフにされています。初秋の陽光で赤く染まった富士を、手描き友禅に刺繍を加えて表現しています。
↑こちらは葛飾北斎の「桜花に富士」の浮世絵から着想を得ています。
水色が綺麗で、とても春らしいと思いました。
友禅染めと、所々にしぼりのテクニックが使われています。
こちらは、俵屋宗達の「白象」をモチーフに選ばれたRobeです。
京都の西陣で織られる「西陣織」で像を表現されています。
他にもたくさんの素敵なRobeが展示されていました
着物スタイルのドレスもエレガントですね
ユリの白に、緑、黒の色の対比で表現された手書きの友禅のドレスだそうです!
パリ日本文化会館
住所 : 101 bis, quai Branly
75015 Paris, France
最寄駅 :
メトロ6番線 Bir-Hakeim (ビラケム駅)
RER C線 Champ de Mars–Tour Eiffel(シャン・ド・マルス=トゥール・エッフェル駅)
開館時間 : 火~土曜日 12時~20時
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