パリで夢を見ている

初夏。パリ1区、オランジュリー美術館でモネの「睡蓮」を愛でる。

7月半ば、チュイルリー公園の新緑がさわやかに色づき、パリジャン、パリジェンヌの憩いの場になっています。パリ1区のチュイルリー公園内、セーヌ川に面して建っているオランジュリー美術館は、1927年に美術館として整備されました。

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もともと印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネの「睡蓮」の連作を収めるための美術館でしたが、後にフランスに寄贈されたジャン・ヴァルテールとポール・ギヨームの新古典主義や印象派を代表するコレクションも展示されています。

 

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地下一階には、モネの睡蓮の連作が展示されています。

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この2つの展示室に表現された8枚の絵画は、東の朝から西に夕日が沈むまでという時の流れを連想させます。

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1895年から1926年に亡くなるまでの30年間、クロード・モネは睡蓮の連作、約300点の絵画を描き上げました。1893年以降、自宅のジヴェルニーの日本庭園からインスピレーションを得ながら、モネは水の庭に時間や季節の移り変わり、儚さや美しさを見出しました。

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地下二階の展示室には、ジャン・ヴァルテールとポール・ギヨームコレクションが展観しています。

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オランジュリー美術館では、2018413日から820日まで企画展「睡蓮 : アメリカ抽象美術と晩年のモネ」が開催しています。

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晩年のモネの作品や画風は、アメリカの抽象画家、クライフォード・スティル(Clyfford Stil)、ジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)、マーク・ロスコ(Mark Rothko)、バーネット・ニューマン(Barnett Newman)、ウィレム・デ・クーニング(Willem de Kooning)などの先駆者とみなされるようになりました。

 

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アメリカの抽象表現主義の画家、ヘレン・フランケンサーラー(Helen Frankenthaler)

 

モネの影響を受けたのではないかと思われる、絵画の比較が興味深かったです。

画像下、

: ジーン・ポール・リオペール(Jean-Paul Riopelle) Untitled, 1954

中央 : クロード・モネ「Le Pont japonais, 1918-1924

: ジョアン・ミッチェル(Joan Mitchell) Untitled, 1967

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「モネの家と庭園」のあるジヴェルニーに行ってみたくなりました。

帰りは、清々しい気持ちで、チュイルリー公園を散歩しました。

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毎年恒例の移動遊園地ができていて、観光客で賑わっていました。

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オランジュリー美術館

住所 Jardin des Tuilleries 75001 Paris

アクセス 地下鉄1812号線コンコルド(Concorde)駅から徒歩3

営業時間 9時~18

定休日 火曜

http://www.musee-orangerie.fr/en

7月半ば、チュイルリー公園の新緑がさわやかに色づき、パリジャン、パリジェンヌの憩いの場になっています。パリ1区のチュイルリー公園内、セーヌ川に面して建っているオランジュリー美術館は、1927年に美術館として整備されました。

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もともと印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネの「睡蓮」の連作を収めるための美術館でしたが、後にフランスに寄贈されたジャン・ヴァルテールとポール・ギヨームの新古典主義や印象派を代表するコレクションも展示されています。

 

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地下一階には、モネの睡蓮の連作が展示されています。

 

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この2つの展示室に表現された8枚の絵画は、東の朝から西に夕日が沈むまでという時の流れを連想させます。

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1895年から1926年に亡くなるまでの30年間、クロード・モネは睡蓮の連作、約300点の絵画を描き上げました。1893年以降、自宅のジヴェルニーの日本庭園からインスピレーションを得ながら、モネは水の庭に時間や季節の移り変わり、儚さや美しさを見出しました。

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地下二階の展示室には、ジャン・ヴァルテールとポール・ギヨームコレクションが展観しています。

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オランジュリー美術館では、2018413日から820日まで企画展「睡蓮 : アメリカ抽象美術と晩年のモネ」が開催しています。

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晩年のモネの作品や画風は、アメリカの抽象画家、クライフォード・スティル(Clyfford Stil)、ジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)、マーク・ロスコ(Mark Rothko)、バーネット・ニューマン(Barnett Newman)、ウィレム・デ・クーニング(Willem de Kooning)などの先駆者とみなされるようになりました。

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アメリカの抽象表現主義の画家、ヘレン・フランケンサーラー(Helen Frankenthaler)

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モネの影響を受けたのではないかと思われる、絵画の比較が興味深かったです。

画像下、

: ジーン・ポール・リオペール(Jean-Paul Riopelle) Untitled, 1954

中央 : クロード・モネ「Le Pont japonais, 1918-1924

: ジョアン・ミッチェル(Joan Mitchell) Untitled, 1967

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「モネの家と庭園」のあるジヴェルニーに行ってみたくなりました。

帰りは、清々しい気持ちで、チュイルリー公園を散歩しました。

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毎年恒例の移動遊園地ができていて、観光客で賑わっていました。

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オランジュリー美術館

住所 Jardin des Tuilleries 75001 Paris

アクセス 地下鉄1812号線コンコルド(Concorde)駅から徒歩3

営業時間 9時~18

定休日 火曜

http://www.musee-orangerie.fr/en

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