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花で紡ぐパリの日常。

パリではじめるエシカルライフと、洗濯事情。

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年末、家の近所にエシカルショップができました。
扱う商品は野菜からグラノーラ、オイル、パスタ、チーズ、クッキー、洗剤、シャンプーなど様々。
特徴は、0 déchet (廃棄物ゼロ)をコンセプトに掲げていること。洗剤やオイル、ビネガーなどの液体類は、客が瓶を持参して量り売りのスタイルです。お店で瓶を購入することも可能で、中身を使い切った後、空き瓶を次回持ってくれば、瓶代が返金されます。

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パリのモンマルトル付近にある農園で採れたハーブたち。ティザンヌ(ハーブティー)用のドライミントや、空間浄化のために焚くドライセージもありました。

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ちょうど我が家のオリーブオイルがきれたタイミングだったので、空いた瓶をそのままお店へ持っていきました。オリーブオイルはポルトガル産とスペイン産の2種類あり、サラダ向きだと薦められたポルトガル産のほうを選びました。新鮮な野菜とフルーツ、生ハム、フェタチーズ、ナッツに、レモンとオリーブオイル、塩、胡椒、(プラス、気分でビネガー)を加えるだけで、ごちそうサラダになります。

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ちなみに今、このお店の中で一番気になっているのは、洗濯用洗剤のサボンノワール。サボンノワールとは、黒オリーブを原料とした、化学成分を含まない黒い液体洗剤です。
すこし話が逸れますが、フランスの洗濯事情は日本から見ると複雑。洗剤、柔軟剤、カルキを除去するための錠剤を毎回洗濯機に入れなければならないのです。さらに漂白剤、黒い服用の洗剤、色物用の洗剤・・・その種類の多さに、初めは驚愕したものです。
毎日肌に触れる衣服を洗うのに薬剤をどぼどぼ投入しているような感覚に、どうにも違和感が拭えずにいたのですが、先日パリ在住の友人から目から鱗の落ちる話を聞きました。
彼女は環境問題への意識が高く、界面活性剤が使用されている洗剤は使っていません。
「ではどうしているの?」と聞いたところ、彼女曰く、サボンノワールとビネガーだけで柔らかな仕上がりになるのだとか。これに加え、ビネガーが柔軟剤とカルキ抜き両方の役割を果たしてくれるそうなのです。(ただし、サボンノワールだけでは洗浄力が足りないこともあるので、しつこい汚れは前もって手洗いが必要とのことです。)
さらに好きなアロマオイルを数滴加えれば、自分好みの香りの洗い上がりになるとのこと。友人の場合、除菌効果のあるティーツリーを愛用しているそうです。
私も柔軟剤の人工的な香りがあまり好きではないので、現在、その方法に興味津々。家にある洗剤を使い切ったら、是非試したいと思っています。

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洗剤以外も、今後、家の在庫がなくなり次第、可能な範囲で量り売りのものにシフトしていこうと思っています。そのために空き瓶もとっておくようになりました。

行きつけのカフェでは、紙コップの代わりに、持参したサーモマグにコーヒーを淹れてもらっている光景を目にすることも増えました。
日本にもエシカルショップは徐々に増えていますが、私にとっては、今までなんとなく、見えないハードルがありました。よく勉強もしていないうちに行動するということに対して、ちょっと気後れしていたのかもしれません。でも、近所にお店ができたことをきっかけに、エシカルを意識した消費が一気に日常的な選択肢の一つとなりました。
日用品の買い物をしながら店員さんから話を聞いて、無理なく楽しんで学んでいます。些細な変化ですが、私にとっては嬉しい、新しい暮らしのルーティーンです。

守屋百合香

フラワースタイリスト
パリのフローリストでの研修、インテリアショップ勤務を経て、独立。東京とパリを行き来しながら活動する。パリコレ装花をはじめとした空間装飾、撮影やショーピースのスタイリング、オンラインショップ、レッスン、コラム執筆などを行う。
Instagram:@maisonlouparis
www.maisonlouparis.com

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