台湾 台北では、ローカルな朝市へ出かけてみるのも面白い。

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台北へ観光に出かけたら、夜市に出かけるのはマスト。賑やかで、おいしくて、とっても楽しい。でも、朝早く起きて、朝市に出かけてみるのも、これまた興味深い旅のチョイスです。朝市は大きなものから小さなものまであるそうですが、台北の中心部にあって、観光客にも行きやすいのが、「雙連朝市(シュアンリェンザオスー)」。

MRT雙連駅から出るとすぐに朝市があり、公園の側の道沿いに、およそ300メートルにわたって一本道で市場が続いているので、長すぎず、迷わずに、ほどよい規模。

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新鮮な野菜やグァバ、マンゴー、バナナ、スターフルーツなど熱帯の果物はもちろん、塊ごとにダイナミックにぶら下げられた肉、日本では見たことのないような彩りある魚など、それぞれの専門屋台に、売り物がきれいに並べられています。

揚げ物や煮物などの惣菜、焼きたてのアヒル、握り寿司やロール寿司まであって、台北の人々が普段どんなものを食べているのかが、市場をぶらりと歩いているだけで、何となくわかるのが面白いところ。

市場の途中には、学問の神様の文昌宮もあって、名物のお餅が売られています。果物屋では、気になる果物を買って、遊歩道に座って食べたりしながら市場散策するのも、また楽し。

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でも、やはり台北の朝は、豆漿(どうじゃん)、つまり温かい豆乳を食べたいもの。市内には有名で行列が出来る豆漿屋さんがありますが、この雙連朝市の近くにある「世紀豆漿」もなかなか。小ぢんまりとしたお店ですが、地元の人が多く、ローカル気分に浸れるのが好き。

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砂糖を入れた甘い甜豆漿(ティエントウジャン)と塩味の鹹豆漿(シェントウジャン)があり、塩味は、ザーサイやネギ、油條という揚げパンが入り、酢や醤油、ラー油など好みで味を調節して食べる豆乳。好みですが、「世紀豆漿」でのオススメは、さっぱりとした風味の鹹豆漿でおすすめ。

朝市をぶらり散策して、豆漿を食べると、台北市民に一歩近づいたような気がします。

Michiyo Tsubota

旅エディター・ライター

編集・広告プロダクション勤務を経て、フリーランス。女性誌や旅行誌を中心に、旅の記事の企画、取材や執筆を手がける。海外渡航歴は70カ国余り。得意分野は自然豊かなリゾート、伝統文化の色濃く残る街、スパ、温泉など。

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