朝から美食遺産 19 豊臣秀吉が好んだ"山椒"を、カニと合わせた豪勢なひと瓶!

フリーエディターの小長谷奈都子が、朝食のおかずに最適な逸品を日本各地からご紹介。


西村屋の朝倉山椒と紅ずわい 蟹山椒

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朝倉山椒と紅ずわい 蟹山椒 70g ¥1,480

毎年11月から3月にかけてカニシーズンを迎える兵庫県の城崎温泉。ここでぜひカニ三昧してみたいのが、創業160年以上の歴史を誇る老舗旅館、西村屋。今年こそ今年こそと思っているうちに、グルメな友人がこの「蟹山椒」を教えてくれた。まさにちりめん山椒ならぬカニ山椒で、地元特産の紅ズワイガニのほぐし身がたっぷり。朝倉山椒は豊臣秀吉が好んだという地域の名産品で、爽やかな香りとやわらかな辛味が、カニの風味をより引き立てる。調味料まで地元産を厳選し、副料理長自らの手作りだとか。ご飯のお供はもちろん、晩酌のお供にも最強だ。

● 問い合わせ先:
さんぽう西村屋 本店
tel:0796-32-4680
www.nishimuraya.co.jp/store
小長谷奈都子 エディター
フィガロジャポン編集部を経て、結婚を機に、2012年より京都暮らしをスタート。フリーランスの編集者、時々女将。京都の美味と美意識に魅了される日々。

*「フィガロジャポン」2023年1月号より抜粋

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