フリーエディターの小長谷奈都子が、朝食のおかずに最適な逸品を日本各地からご紹介。
杉山ナッツのピーナッツバター プレーン
待ちに待った一瓶から、ひと口食べて驚いた。ピーナッツそのものよりも濃厚で香ばしく甘味が口に広がる。これまで食べてきたピーナッツバターと全然違う。作っているのはニューヨークのエリート会計士から一転、故郷・浜松に戻った杉山孝尚。1904年のセントルイス万博のピーナッツ品評会で世界一に輝いた在来種、遠州小落花生を復活させ、独自の農法による栽培から、焙煎、製造、瓶詰めまでを手がけている。無農薬、無添加で、原材料は落花生のみ。しかも受注生産で、出来立てが届けられるという贅沢さ。本場アメリカを越えるおいしさに、朝から幸せ。
フィガロジャポン編集部を経て、結婚を機に、2012年より京都暮らしをスタート。フリーランスの編集者、時々女将。京都の美味と美意識に魅了される日々。
*「フィガロジャポン」2023年6月号より抜粋

小長谷奈都子
フィガロジャポン編集部を経て、結婚を機に2012年より京都暮らしをスタート。フリーランス編集者。やんちゃな3人兄妹の母として子育てに奔走中。
この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/bishokuisan/230630-gourmet-heritage.html