素敵な旅のストーリーが始まる、ホテルのロビー6選。
ホテルへBon Voyage 2020.05.05
今回のホテルへBon Voyageは番外編。これまで訪れたホテルの中から、素敵なロビーを紹介します。いつか行く旅に思いを馳せながら、ホテルの“顔”ともいえる、趣向を凝らしたロビーの美しさに癒やされて。
1. ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ
歴史ある温泉郷に佇む、国際派ホテルの絶景。

吹き抜けのロビーに入ると、全面ガラスに覆われた窓からは別府温泉郷のすべてが俯瞰できます。穏やかに輝く別府湾に寄り添い、随所に源泉の湯けむりが上がる温泉郷、町を取り巻く活火山の鶴見岳と伽藍岳……。別府温泉に初進出となった国際派リゾートは、こんな雄大なパノラマを見渡す小高い山の中腹に位置し、感動的な日本の温泉地の眺望を独り占めしています。
https://anaicbeppu.com
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2. ふふ 河口湖
富士山の麓の森で過ごすようなひと時。

富士の山麓に広がる河口湖の湖畔、森に包まれてひっそりと立つリゾートホテルは、いま萌える若緑色の新緑に包まれています。春の訪れを喜ぶ小鳥たちの鳴き声が響きわたる庭、その庭との一体感を目指したロビーの造り。四季折々の姿を披露する富士を眺め、宵闇が迫るまで、麓の森にいるかのように過ごす静謐なひと時は、ホテル滞在の素敵な序章です。
www.fufukawaguchiko.jp
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3. 五島列島リゾートホテル マルゲリータ
マーガレットが咲き誇る、“祈りの島”のリゾート。

十字架の形をした五島列島の中通島(なかどおりじま)には、大切に守られてきた29もの個性的な教会が海に向かって建っています。その島の小さな半島の開けたところ、東と西の両側に海を臨む小高い場所に、瀟洒なホテル「マルゲリータ」はあります。花の季節となると、建物の周り一面にはマーガレットの花が絨毯のように咲き誇り、その美しさは圧巻です。五島列島には隠れキリシタンの歴史とともに世界遺産となった教会が残り、ホテルは島の歴史に敬意を表し、教会と同じように海に向かって建てられています。部屋数も中通島の教会数と同様29室。そしてホテルの館内は、“祈りの島”らしい心安らぐようなインテリアが旅人を癒やしています。
https://margherita-resort.com/
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4. ザ・サウザンド キョウト
歴史が息づく「千年の都」の新しい魅力を体感。

「京都=千年の都」という名のホテルのロビーには、広い空間に大階段が造られました。高い吹き抜けの空間は京町家を思わせる格子戸に包まれ、和と洋の融合が美しい空間です。エントランスから小さな坪庭や細い通路を経て、突然に巨大なこのロビー空間に入るという、驚きの演出があります。階段の上部には竹林が見え、禅に通ずる引き算の思想をベースにしたデザインは、2019年度グッドデザイン賞を受賞しています。
www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto
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5. ハレクラニ沖縄
沖縄・恩納村に誕生した「天国にふさわしい館」。

ハワイで100年以上の歴史を刻み、「天国にふさわしい館」と称される老舗ホテル「ハレクラニ」。その2軒目は、沖縄海岸国定公園に位置する恩納村の美しいビーチ沿いに生まれた「ハレクラニ沖縄」でした。到着時にゲストが集うサンセットウィングのロビーでは、ハワイにも負けないコーラルブルーの海がゲストを歓迎します。ここでのサンセットの美しさは圧巻、悲しくなるほど美しいシーンが展開されるのです。ときにセピア色、ときに黄金色など色を変え、夕陽に染まるロビーは、忘れがたいホテルの第一印象となること間違いありません。
www.okinawa.halekulani.com
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6. 鳥羽国際ホテル
潮風に包まれるテラスで、海との一体感を感じて。

ロビーのあるオーシャンウィング2階には、ロビーに隣接して開放感のあるテラスが造られています。まるで屋外のロビーラウンジのように存在するオープンエアスペースには、季節がよい好天の日など、ゲストはゆったりと椅子にもたれ、美しい鳥羽湾を眺めながら潮風に包まれます。世界一の真珠の故郷である穏やかな鳥羽湾との一体感は、人を惹きつけてやみません。
www.tobahotel.co.jp
*新型コロナウィルスに対応する営業については、各ホテルの公式サイトにて最新情報をご覧ください。
※無断転載禁止
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Kyoko Sekine
ホテルジャーナリスト
スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。
http://www.kyokosekine.com



