小さくてふわっふわなお友達ができました。

こんにちは。
編集Ｔです。

突然ですが、
「ライナスの毛布」という言葉をご存じでしょうか？
別名、「ブランケット症候群」とも言われています。
子供が人形や玩具を肌身離さず持ち続けている、アレです。

私は、“うさこ”と名付けたうさぎのぬいぐるみを自分のパートナーにしていました。
大人へと成長する過程で、大抵は手放すそうなのですが、
私の場合、高校生になってもまだ一緒に寝ていました。
本来はふっくらとした姿形をした“うさこ”だったのですが、
長年にわたってスリスリしたせいで中綿は完全につぶれてペッチャンコ。
元々は白うさぎだったのですが、
全体的になんとも形容しがたい色（灰色？茶色？）に……。
「あまりにも汚いから、いい加減に捨てなさい！」と母に叱られながらも、
しぶとく洗濯し続けていたのですが、
洗いすぎてどんどんポロポロになってしまい、
最後はついにただの綿毛のかたまりになってしまいました。

30代後半になった今でも、
不安を感じたり、緊張したり、焦ったり、
心にちょっとしたストレスを感じた時に、
さわさわと私の手が探し求めてしまうのです。
そう、私の“うさこ”を。

さて、つい先日、
大人が正々堂々と持ち歩ける“うさこ”を、発見しました。
澄ました顔でバッグにつけておけば、どんな時でも安心。
なんだか疲れたな、
今日は頭が痛いな、
動悸や息切れがするな、
そんな時には思いっきりさわさわして、密かに心の平穏を保っています。

MCM ラビット、ベア、ドッグからまずはベースとなる動物を選んで、6色のレザーパーツ、7色のポンポンから、自分好みのファーチャームをカスタマイズ。自分だけのもの、と思うとますます愛着が湧いてくるんですよね。ちなみに私はいうまでもなくうさぎを選びましたとも、ええ。