食べられるパンジーで彩る、大根のディップサンド。

午前7時。ケータリング準備のため鎌倉の朝市で野菜を見ていたら、白と紫の小さな可愛らしい大根の花と、食べられるパンジー(各200円)を見つけました。早速購入し、大根のディップサンドに散らしてみました。

この時期になると、大根の花だけでなく、クレソンやタイムの花など、食べられる小さな可愛らしいお花が市場に並び、春の訪れを感じます。鎌倉はもちろん、都内から買い付けに来るシェフたちもお花を手に取っているのを見かけました。

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今回は、大根のディップサンドをご紹介です。ケータリング会場でも「おいしい!」「レシピはなあに?」とご質問をいただいた一品です。

ディップに、マヨネーズだけでなくクリームチーズも加えたことで、大根から水分が出てくるのに時間を稼ぐことができました。

料理の写真はお花付きですが、お花がなくてもおいしくいただけます。

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★ 大根のディップサンド★

【材料】作りやすい分量
●マヨネーズ   大さじ1
●クリームチーズ 大さじ2
●味噌  小さじ1
●出汁パック  1パック
●砂糖  小さじ1
紫大根または普通の大根 30㎝分
食べられるお花  適量(なくてもOK)

【作り方】

  1. ディップを作る:●のすべてをよく混ぜ合わせる。1時間以上冷蔵庫に置き、味をなじませる。
  2. 大根を用意する:皮をむき、縦半分に切り、切り口を下にし、隅から直角に1.5㎜程度の厚さでスライスしていく。
  3. 2を2枚用意する。一枚に1のディップを軽く塗ってからもう一枚を重ねる。他の大根のスライスでも同じ作業をくり返す。
  4. お花を散らして完成。

【ポイント】

  • ディップを作り、全体に味がなじむ前に食べてしまうと、種類によっては出汁パックの中身がジャリジャリした食感になる場合がある。
  • 前日にディップを作っておくと当日慌てることなくスムーズに進む。
  • 大根以外の野菜でもおいしくいただける。
  • クリームチーズの代わりにマヨネーズでも代用可能。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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